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野菜な空間

美味しい顔があふれてる

久しぶりの雨模様で、畑の野菜達も渇いた喉を潤していることと思います。1日晴れた日に畑にいると、2リットルのペットボトルが2本空になrます。意識して水分を補給するようにしているのですが、水を飲むと飲んだ分だけ汗をかきます。家が畑から遠いので、着替えの用意が一番の悩みになっています。

暑さにもめげず、畑の周りで元気に遊びまわっているのが野鳥達。写真に収めてブログにアップしたいところですが、姿を捉えることはなかなか出来ません。まぁ、朝から晩まで自慢の喉を楽しそうに披露してくれます。暑くてバテている時など、「うるさい!」と言いたくなる時もあるのですが、爽やかな鳴き声に癒される時の方が多い。

そこで、今回は畑にいると聞こえてくる鳥達の鳴き声を紹介しようと思います。

この季節を代表する鳥の鳴き声から。





最近やっと 「ホーホケキョ」 って鳴くようになりました。

口笛を吹いて遊んでやると、いつまでも近くで鳴いているのかこいつです。





ガビ鳥(画媚鳥)。特定外来種なので野鳥図鑑には載っていないそうです。鳥の中で一番の おしゃべり は、まちがいなくこいつです。



コジュケイはそこらじゅうに巣を作っています。茂ったカボチャの蔓の中にも巣を作っって子育てをしていた事があるそうです。
最近、農作業仲間で話題になっている鳴き声がこれ。





ホトトギスの鳴き声です。鳴き声が 「ホト・ト・ギス」 と聞こえるところから ホトトギス と言う名前が付いたということですが、東北出身の人は 「包丁欠けた」 と聞こえるようで、盛岡のほうでは、ホトトギスを「ホウチョウカケ」と呼んでいるそうです。

他にも様々な鳥の鳴き声が聞こえるのですが、盛夏になるとすべてがセミの鳴き声に変るそうです。夏のころには、畑で聞こえる セミの鳴き声 もアップしようと考えています。

昔は、百舌が虫取りに畑にやってきたそうですが、まだ見たことがありません。普通に鳥のさえずりが聞こえる環境って良いですね。



茄子の花は咲いた分だけ必ず実をつけることから、「親の意見と茄子の花には千に一つの無駄はない」 と言う言葉が生まれました。

今の東京トトロにとってみれば、「農業のプロの意見に無駄は無い」と言ったところなのでしょうが、プロの意見が多すぎてどうも消化不良をおこしているようです。そもそも、ドシロウトが何種類もの野菜つくりに挑戦したところから、欲張りすぎだったのかもしれません。





プロが育てているトマト。見るからに美味しそうなトマトになりそうです。





こちらは、シロウトトマト。トマトの木自体が不恰好ですき放題に伸び縮みしてます。





プロが作った畑は 理路整然としています。東京トトロ農園の全体像はとても恥ずかしくてお見せ出来ません。

それでも、一応花も咲き、実も付きだしてきたので、かなり楽観はしています。





寺島茄子クンは、2番果、3番果とプクっと膨らんできました。4本で30ぐらい花をつけているので、ことわざ通りだとソコソコ収穫できるかも。

種から育てた他のナスは、まだこんな状態。





イチゴは新芽を伸ばしだしました。





子株がいっぱい出来そう。





スイカは行灯の中でスクスクと育っています。





カボチャも元気です。





ちなみに、トトロトマトも木の格好は不細工ですが、実は付きだしています。ミニトマトですが…





芋虫君との戦いも続いています。ワイルドストロベリーの花芽に噛み付いてつついても放さない。フテー奴だ。


里山の恵みは、人の手を離れたところでも溢れています。





若い子は、見た事も食べたこともないんじゃないかな。
「桑の実」 です。
農家の人も林の中に 桑の木 が残っていた事を忘れていたらしく、「子供の頃はよく食べた」 と懐かしがって、あっという間に売り切れてしまいました。甘酸っぱくて非常に美味でございました。





梅の実 も獲り頃です。地元の人に言わせると、南高梅に負けないぐらい美味しい、と言っておりました。すでに、落下梅を梅酒と梅ジュースにするために漬け込んでいるので、出来るのが楽しみです。




 「東京の遊び方」 は、東中野にあるネパール人のお見せを紹介してます。カレーが本線のお店なのですが、ネパールの餃子がなかなか美味でございました。ネパールの餃子は現地で MOMO と呼ばれています。東京トトロ農園では モモ と言う名前のトマトを育てています。





今日、5月25日、稲城の里山で 「いなぎ森フェス 2014」 が開催されました。事前告知しようかと思っていたのですが、初めての体験だったので事後報告にしました。

通称 「みなみ山」 と呼ばれている稲城の里山で、森の中コンサートをやったり、里山ウォークを楽しんだり、森の中で写真展があったりと、普段、自然と触れ合う機会が少ない都会人にとっては、なかなか新鮮なイベントだったです。





 いなぎ森フェス 2014 


リンクを貼ってあるのでご覧あそべ。東京トトロは、こんな所で 東京をはじめとする日本各地の伝統野菜を育てようと、悪戦苦闘しているわけであります。





メイン会場は東京トトロ農園のある めぐみの里。





森の中に仮説のステージが用意され、夕方7時まで歌声が響いていました、
いつもは聞き慣れない大音量の音楽にあわせるように、森の小鳥達もいつもより大きな声でさえずっています。音楽には鳥たちも反応をしめすんですね。





昼間は子供達の時間、稲城のヒーロ も登場し、子供達にやんやの喝采をあびていました。

里山ウォークでは、コンサートのとりを務めた地元のシンガーソングライター 聖さん が自ら里山を案内してくれました。
稲城の里山を知り尽くしている一人のようで、





足長バチが巣を作っている場所まで把握しています。





これは、ウルシ だそうで、触ったらかぶれるので触らないように。などなど、細かいディーテールまで説明してくれます。
ステージでの歌もなかなか素敵でした。

東京トトロ、一番のお気に入りは 桜の里で行われていた 森のギャラリー。東京トトロが植菌を手伝った、きのこ畑のあるお山です。実はここ、普段は入れない みなみ山の隠れ展望台 になっています。このあたりをギャラリーに見立てて、森の中の写真展を開催していました。





森一帯に展示された 稲城の自然の写真の数々。








自然のギャラリーで見る写真は、一味違った浮世離れした空間が演出されています。
そんな森のギャラリーの中で、おねえさんが突然 絵本の朗読 を始めました。絵本の話と現実が奇妙にリンクしてる。





ジブリの世界に迷い込んだような雰囲気。いやいや、ジブリと言うより 日本昔話の世界かな。





会場の片隅では、おじさんがお茶をたててくれます。現実なのか幻なのか疑ってしまう光景。
森に迷い込んだら、とつぜん畳の間が現れて、「疲れたでしょう。お茶でも一服いかがですか?」と、声をかけられたよう。
このおじさん、タヌキがばけてたりして。





日が暮れてくると、竹で作った灯篭にロウソクの火が燈されます。いやはや、幻想的な世界が繰り広げられています。

午後3時までは、子供達のためのイベント。夕方からは大人のムードのイベントに替わる素敵な企画じゃありませんか。
来年は事前に告知しますので、お近くの方は足をお運びください。東京トトロが育てた 日本の伝統野菜 もさしあげちゃいます。来年の話ですよ。





話はまったく変わりますが、ジャガイモに実が付きました。ミニトマトにそっくりな形。誰かさんと一緒で、すぐに食べられるかどうか考えてしまいます。

ジャガイモの花は、芋を育てるために花が咲いたらきれいに散髪してしまうのですが、実の付いた株をいくつか残してあります。
毒があるから食べられないと農家の人は言いますが、ネットによると熟せば食べられると書いてあります。さて、どちらが本当なんでしょう。

食べるか食べないか、今のところは半々です。実が熟してから考えようっと。