宮城峡(45%)
生産地;ジャパニーズ
種類;シングルモルト
価格;5,000円前後
ピートの効いた荒々しい余市に対し、華やかでフルーティーな宮城峡。石炭直火炊きの余市に対し、スチームによる関節蒸留、上向きラインアームのポットスチルの宮城峡。
こうした蒸留方法の違いのほか、北国でありながら気候穏やかな仙台の宮城峡と土地が、華やかでウィスキーを生み出す要因となっている。
ちなみにこの土地を余市に続く蒸留所として買収する時に、近くに流れる川の名が「新川(にっかわ)」と聞き、創業者である竹鶴は「土地買収が事前に漏れたか」と非常に焦ったという逸話が残っている。
以上ネット情報
このクラスのジャパニーズウィスキーで唯一プレミア価格がついていない。
そういう意味で前々から興味を持っていた。
一言で言うとシェリー樽熟成のメリットデメリットをストレートに味わえるシングルモルトウィスキーかなあ。
シェリー樽らしい洋梨感あるいは青りんご満載のフルーティさと共に、これまたシェリー樽の特徴である渋み苦みも結構感じる。
さらに結構スモーキーでこれが良いアクセント。それと巷では樽感と言われてるが、個人的には草っぽく(あるいは大麦感?)感じる独特なフレーバー。
これは人によって、かなり好き嫌いあるだろうなあ。(自分は結構好き)
一般的に不評なこのネガティブな側面は、ハイボールでは逆に良いアクセントとなっており、プレミアのついていない値段とあいまって自分にとっては手軽に楽しめるジャパニーズハイボール。
点数:★★★★★★★(7点)