メディア王マードック氏、ツイッターにデビュー 2日間でフォロワー4.5万人
英国の電話盗聴事件をめぐり批判の矢面に立たされている「メディア王」ルパート・マードック氏(80)が、短文投稿サイトの「ツイッター」にデビューした。
マードック氏は家族や仕事、政治についての投稿でツイッターに登場。最初のツイートから48時間で4万5000人以上が読者(フォロワー)登録した。
ツイッターは時としてマードック氏に対する集中批判の場となってきた。しかも同氏はハイテク嫌いで有名。インターネットでは同氏のデビュー理由について憶測が飛び交い、ツイッター創設者のジャック・ドーシー氏は「(マードック氏は)自身の声を、自身のやり方で」記していると分析した。ドーシー氏はマードック氏が読者登録している4人の中の1人。
マードック氏の最初のツイートは2011年12月31日に投稿されたとみられ、米アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏の伝記について「面白いが不公正」だと感想を漏らしている。
続いて新作映画「ウィー・ボート・ア・ズー」「ディセンダンツ」を絶賛するコメントを投稿。いずれもマードック氏が経営する米ニューズ・コーポレーションの傘下にある映画会社フォックスの配給映画だったことから、同氏はこの1年で急落した自身のイメージ回復を狙っているのではないかとの憶測を呼んだ。
マードック氏の伝記の著者マイケル・ウルフ氏は「ニューズ社の巧妙なPR戦略かもしれない」「マードック氏の知人だが本人ではない誰かかもしれない(本人は手助けなしにコンピューターを使わないし、自分の電子メールも持っていない)」と分析。一方、ツイートの論調や不正確な文法、句読点の打ち方などはまさしくマードック氏のものだと見る向きもある。
ニューズ社の広報は、ツイッターのアカウントはマードック氏本人のものだと話している。
マードック氏は家族や仕事、政治についての投稿でツイッターに登場。最初のツイートから48時間で4万5000人以上が読者(フォロワー)登録した。
ツイッターは時としてマードック氏に対する集中批判の場となってきた。しかも同氏はハイテク嫌いで有名。インターネットでは同氏のデビュー理由について憶測が飛び交い、ツイッター創設者のジャック・ドーシー氏は「(マードック氏は)自身の声を、自身のやり方で」記していると分析した。ドーシー氏はマードック氏が読者登録している4人の中の1人。
マードック氏の最初のツイートは2011年12月31日に投稿されたとみられ、米アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏の伝記について「面白いが不公正」だと感想を漏らしている。
続いて新作映画「ウィー・ボート・ア・ズー」「ディセンダンツ」を絶賛するコメントを投稿。いずれもマードック氏が経営する米ニューズ・コーポレーションの傘下にある映画会社フォックスの配給映画だったことから、同氏はこの1年で急落した自身のイメージ回復を狙っているのではないかとの憶測を呼んだ。
マードック氏の伝記の著者マイケル・ウルフ氏は「ニューズ社の巧妙なPR戦略かもしれない」「マードック氏の知人だが本人ではない誰かかもしれない(本人は手助けなしにコンピューターを使わないし、自分の電子メールも持っていない)」と分析。一方、ツイートの論調や不正確な文法、句読点の打ち方などはまさしくマードック氏のものだと見る向きもある。
ニューズ社の広報は、ツイッターのアカウントはマードック氏本人のものだと話している。