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気ままに気まぐれに。

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二学期の第五週目を終えて、またリーディング・ウィークになりました。

私のコースは三学期制。今、二学期のちょうど半分ってことは、およそこのコースの折り返し地点。
時間が経つのがとても早くてビックリします。光陰矢のごとし。

リーディング・ウィークは前回と同じくビジネスと開発学の課題に追われています。
うーん、でもなんだか今週は課題以外にやらなきゃいけないことがどんどん舞い込んできて、
課題は二つともほとんど進んでないというのが現実です。。

本当はブログなんか書いていないでどんどん課題を進めるべきなのかもしれないけれど、
気分転換も必要!ってなわけで、今日は寮生活についてちょっと書いてみようと思います^^

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私は、大学の校舎から徒歩3分ほどのところにある寮に住んでいます。
地下1階からグラウンド・フロアも含めて地上7階まで9つのフロアにおよそ350人が住んでいます。
この寮は私が通っている校舎以外の人も住んでおり、学生のバックグラウンドは多様です。

出身国も違えば、通っている校舎も違って、勉強している分野もレベルも違う。

例えば、国籍で言えば、
イギリス、フランス、ポルトガル、イタリア、マルタ、ドイツ、スペイン、ノルウェー、ハンガリー、ギリシャ、キプロス、
トルコ、ロシア、アメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、エクアドル、アンゴラ、カザフスタン、キルギスタン、インド、
イラク、ヨルダン、スリランカ、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、中国、韓国、日本、、
今まで寮で出会った人の国籍を今思いつく限り上げてみるとこんな感じです。
日本人は知っている限りだと7人ほどいると思います。

主には学部生用の寮なのですが、主にグラウンド・フロアと私が住んでいる5階に、
修士課程あるいは博士課程の学生も住んでいます。
私は厳密にはいわゆるpostgraduateではないのですが、
修士生や博士生が固められているこのフロアーに住むことになってラッキーでした☆
みんな学部生に比べて大人なので、私のフロアは基本的にとても静かです。

寮の契約には朝ご飯と夜ご飯が含まれていて、みんなで食堂に行って食べます。
最近は朝なかなか起きられなくて、朝ご飯は逃してしまうことも多いのですが、
夜ご飯の前にはタイ人の友人が同じ階のいくつかの部屋をノックして回ってくれるので、
みんなで一緒に下に降りて行って、わいわいご飯を食べています^^
ご飯のお味は…食べられるけれど、おいしいって思うことはそんなに多くありません;;
ご飯のお味はイマイチでも、みんなでご飯を食べるのはとても楽しいです。
おしゃべりをしているうちに、2時間近く経ってしまうことも。。
課題等やることに追われているときはちゃんと自制して、
自分が食べ終わったら席を立つようにしなければ…という感じです^^;

食事中のトピックは本当に様々です。
もちろんなにげない日常生活の話もしますが、勉強の話になるとみんな科目が全く違うので本当に面白いです。
ヨーロッパの政治経済、カザフスタンとトルコの関係、橋の構造について、
東南アジアの地域共同体について、哲学の分野のお話、法律関連、
人間の尊厳について、などなど、
時についていけないこともあるけれど、今までいろんな話をしてきました。

毎日2食の食事が出てくる代わりにキッチンはありません。
代わりに各フロアにパントリーがあります。
パントリーにあるのは、流し、冷蔵庫、電子レンジ、アイロン、以上。
つまり、料理は全くと言ってもいいくらいできないんです。
寮の食事がアレなので、たまにものすごく料理したくなるときもありますが、、
毎日なにを食べようか考えて、週に1~2回買い物に行って、料理をするってゆう時間を考えたら、
今の私には食事が付いている方が楽だし、時間節約になっているかなって思います。
ときどき友人とおいしいものを食べに出かけたりもしているので、そうゆう機会があれば大丈夫です!

この寮の多くの部屋がsingle en-suite roomで、
シングルベッドの部屋にトイレとシャワーがついているのですが、
私の部屋は一番安いsingle roomで、シャワーとトイレは共用しています。
部屋のすぐ近くにシャワーとトイレが1つずつある部屋が2つあって、それをおよそ10人で使っています。
始めはこの人数で2つだけかぁー、とちょっと心配でしたが、
割とみんなシャワーを浴びる時間とか違うみたいで、待たなきゃいけないことはほとんどありません^^

私は主に修士生の人たちに仲良くしてもらっているのですが、彼らには本当にお世話になりっぱなしです。
出願やエッセイのアドバイス等をしてもらうこともあるし、
コースメイトには話せない悩みとかを聞いてもらったりもしています。
(一応同じコースの人も4人ほど同じ寮にいるんですけどね;;)
コース内だけだと割と狭いコミュニティーなので、彼らの存在は私にとって大切です。

毎日毎日食堂で顔を合わせるだけじゃなくて、
週末に一緒に公園や美術館に出かけたり、ちょっとお散歩をしたり、
夜ご飯のあとにカードゲームで気分転換をしたり、ときにはランチに出かけたり、
誰かの誕生日にはみんなで外食してお祝いしたり、
ミュージカルやオペラをグループで観劇に行ったり、
ステキな寮の友人たちに囲まれて、すごくラッキーだなって思います合格

私の部屋は5階で西に面しているので、朝はちょっと暗いのですが、
日が沈むころには毎日外を眺めてしまいます。眺めがいいんですよー!

$yarrow-ある日の夕方

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話は変わりまして、先日『Billy Elliot the Musical』を観に行ってきました音譜

yarrow-Victoria Place Theatre

笑うシーンもたくさんありましたが、泣きポイントもたくさんでした。
予習していたときにある歌の「Solidarity」という歌詞が「それなりに」って聞こえて、
実際に舞台を観たときもそこは割と深刻なシーンなのに、笑ってしまいましたが、
第二幕は何回も泣きました。

主役を演じていたアメリカ人の男の子のダンスもすごかった…。

観終えてからこのミュージカルの『Electricity』という歌のシーンの動画をいくつも観たのですが、
一番ダンスがすごいと思ったものを共有しますね。




それでは、もうそろそろ課題に戻らなければならないので、今日はこの辺で。



ao.


明けましておめでとうございます^^

だいぶ更新が滞ってしまいましたが、なんとか生きています。
およそ3週間の冬休みは諸事情あり、がっつり日本に帰国しました。
家族や友人に会って、おいしいものを食べて、充電してきました!

このコースの1年の中で一番忙しいと言われているTerm 2の始まりです。


星授業の課題2つ
先学期と同様に、開発学と国際ビジネスそれぞれのクラスから2000語の課題が出ています。開発学は4つ、国際ビジネスは3つの質問の中から一つを選んでエッセイを書きます。どちらも〆切は2月27日(月)。ぎりぎりにならないように計画的に進めていきたいと思います。


星Independent Study Project(ISP)
自分が書きたいトピックについて8000語の論文を、イースター休み直後の4月半ばに提出します。
11月始めに研究計画を提出して、12月にスーパーバイザーが決まり、冬休み直後には論文の一部である先行研究の部分を提出しました。先週の火曜日にはスーパーバイザーとの2回目の面談があり、GOサインが出て、2月始めの次回の面談までに次のチャプターまで仕上げてくるように言われました。もし仕上げられれば、2月始めの段階で論文のおよそ半分ほど終わることになります。今までこんなに計画的に余裕をもって論文を書き進めたことがなく、今そこまで頑張らなくても行く行くは終わるだろうという気持ちがあるので、他の事にも追われている中でなかなかモチベーションが上がらないのが現実です。でも、2月始めまでにスーパーバイザーの要求する3500語ほど書き終わっていたら、後々とても楽になると思うので、頑張りたいです!

ちなみに、私のISPのトピックは「アフリカの社会開発における多国籍企業の役割」です。今までどちらかと言うと、国際機関やNGOの視点から開発を学んできたので、今のコースで国際ビジネスも学んでいることですし、今回は今まで興味はあったけれどなかなか深く勉強してこなかったBOPビジネスに焦点を充てています。BOPビジネスがアフリカの開発(特に社会開発)でどのような役割を担っているか、どのような役割を果たせるか、また、そういった企業の活動を盛んにするために国際社会がどのようなことができるのか、を考えていきたいと思っています。語数もとても限られているので、ケース・スタディを扱うつもりなのですが、優柔不断の私は未だどのケースを分析するか決められておらず、ケース・スタディを決めることが今一番の課題です。


星大学院への出願
ほとんどの学生が大学院への出願を今学期に行います。金曜日にAcademic Adviserとの面談があり、今までのバックグラウンドや先学期の成績、IELTSのスコアなどを考慮した上で、今のコースからの推薦状を出して頂けることになったので、早速、各大学に登録してみました。これからもっとPersonal Statementを磨き上げて、日本の大学の教授からも推薦状を頂く予定なので、実際の出願完了は来月になると思います。事務的作業がとても多いですが、忍耐強くこなしていきます!


とまあ、盛り沢山な今学期です。
たくさんやることがある中で、優先順位をつけてどれだけ効率的に取り組めるかが鍵ですね。



ちなみに、先日、先学期の開発学と国際ビジネスの課題が返ってきました。どちらも質問が私にとってはトリッキーでだいぶ悩まされたので、結果が心配だったのですが、どちらもDistinction(70点)を少し切るくらいでした^^予想よりはとても高い点数を頂けたのですが、あと少しのところでDistinctionを逃したのがとても悔しいです。この悔しさをバネに頑張ります!

そして、先生方からのレポートも頂きました。各クラスの先生がそれぞれの学生についてコメントを書いてくれるもので、コースからもらう推薦状にも反映されるようです。概ねポジティブなコメントが多かったのですが、その中で目についたのは、「自信がない」とか「ディスカッションでもっとイニシアティブを取るように」というコメントです。弱点をまんまと見抜かれているようでちょっと怖くなりましたが、それだけしっかり見て頂いているということですよね。今年はこれらの点を改善していきたいです^^



ではでは、2012年もよろしくお願いいたします音譜

ao.

ずーっと待ち望んでいたreading weekも、始まってみたらあっという間に終わってしまいました。

reading week。文字通り、リーディングをするための週で、通常一週間、授業がお休みになります。私が通っているコースは学期の中間にreading weekを設けているのですが、その時期は、大学、あるいは学部によって様々で、期末試験の直前にreading weekがある所もあります。(シェフィールド大学に交換留学していたとき、私は複数の学部から授業を選択して受講していたのですが、学部によってreading weekの時期が違ったために、一週間まとまったお休みがありませんでした^^;)イギリスの大学では、講義はあるトピックの導入あるいは概観程度と見なされているようで、学生は自主的に本や論文を読んで、そのトピックへの理解を深めることが求められるのが常で、reading week期間中は、過去にこなせなかったリーディングに取り組んだり、エッセイ執筆に向けてさらに文献を読みこなすことが期待されます。



…と言っても、それは理想の姿で、私のコースメイトの何人かは張り切ってヨーロッパに旅立って行きました!フィンランドとかオーストリアとかノルウェーとかオランダとか。うらやましいなー!



私はと言うと、寮でゆっくり過ごしたり、先輩とご飯とお茶をご一緒したり、それから、日帰りでシェフィールドに帰郷(?)したりしました^^

1年数か月ぶりのシェフィールド。
街のど真ん中の広場のようなところにあった観覧車がなくなっていたり、
大学のunion(生協?)の改築が終わって、一新されていたり、
たまにお世話になっていた寮の近くのアジア系の小さなスーパーマーケットが無くなっていたり、
いくつかの変化に驚き、時間の経過を感じされられました。

大学内のカフェでホットチョコレートを飲んだのが一番幸せだったかしら合格



ただただ一週間のーーーんびりしていたわけじゃないんです。ビジネスと開発それぞれから11月21日提出の2000語の課題が出ていて、私のreading weakの大半はそれらの課題準備に捧げられました。

今も奮闘中。格闘中。。



でも、今まで数週間、よく訳もわからず奔走してきた疲れが溜まっていたので、課題があるとは言え、授業が全くなかったこの一週間のreading weekはものすごくありがたかったですラブラブ

あ、ちなみに過去にこなせなかったリーディングには全く手をつけていないです。。



ao.