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「日本には何人のピアノ調律師がいるか?」

この有名な命題は、イタリア生まれでノーベル物理学賞も受賞している概算の達人

 

エンリコ・フェルミの「フェルミ推定(フェルミエスティメイト)」で解くことが可能です。


初めてこの命題を突き付けられても、全く検討もつきませんよね。

実は、少しの判断材料があるだけで、おおよその数が割り出せるのです。

その判断材料とは

日本の人口:12730万人(2016年)

では、便宜上日本の人口を12000万人として、これを手がかりに、日本の調律師の数を割り出してみましょう。

先進国の平均的な一世帯人数は、3人位ではないかと推測出来ます。

すると、日本には4000万世帯存在する。

そのうち、ピアノのある家庭は、10軒に一軒と推定する。

すると、日本のピアノは400万台。

ピアノの調律は大体年に一回くらいは必要とする。

調律師は週休二日制だとして、一月で20日.一年間で240日働く。

一人の調律師が手掛けるピアノは1日3台くらいかなと推定する。

一年間に一人の調律師が手掛けるピアノは、3×240=720台

よって、日本の調律師の数は・・・

400万➗720=5555人

と推定できる。

勿論、これはあくまでも推定であって、正確な数字ではない。

しかし、全く訳も分からないのと、大まかでも把握できるのとでは、雲泥の差。


ちなみに、日本調律師協会に登録しているの会員の数は、3000人。

5555人と3000人との誤差をどうとらえますか?

実際には、協会に登録していない調律師もいるでしょうし、ピアノを持っていても調律しない人もいることを考えると、かなりリアルな数値だと思いませんか?