待機児童の保護者の皆さまへ問います!

 

待機児童の保護者の皆さまはどうしてそこまでして働きに出ようとするのでしょう?

 

今現在の生活を楽にするためでしょうか?

 

本当に生活が出来ないというのであれば、託児所に子供をあずけて働かねばならないのかもしれません。

 

でも、多くの人は違うのではないでしょうか?

 

将来の教育費の貯蓄の為なのではないでしょうか?

 

 

幼少期の子供の本当の教育とは、一体何なのでしょうか?

 

たくさんの習い事をさせることでしょうか?

 

たくさんの人達と触れ合う機会を与えることでしょうか?

 

いえ、いえ、

 

それよりも、特に3歳までは一分でも一秒でもお子様と一緒にいてあげて下さい。

 

親子の共感できる時間を少しでも長く持って頂きたいのです。

 

幼少期にご両親から側で見守られて育った子供は、一生における「自己重要感」がまるで違います。

 

「自己重要感」とは、簡単に言い換えれば「自信」です。

 

「その気になれば、勉強だってすぐにトップクラスになる。」

 

「今は人生において失敗しているけど、絶対に復活・逆転出来る」というような自信のことです。

 

これは、幼少期に親子の共有の時間がなかった子供には決して育つことのない「力」です。

 

親子の共有の時間こそが子供への最大の投資です!

 

親子の共有の時間を放棄して働きに出るという行為は本末転倒です。

 

子供の為に働いていると思っているかもしれませんが、まるで逆です。

 

早いうちから働きに出て、教育費を一円でも多く稼いでおかなければとうお気持ちはよく分かります。

 

しかし、残念ながらいくら自己重要感の持てない子供に大きくなってから、教育費を投入しても何の効果もありません。

 

お金はどぶに捨てたと思って下さい。

 

子供は、本来自分で色々なことに率先してチャレンジしていく性格を有しています。

 

それをどんどんダメにしていくのは大人たちです。

 

どうかご父兄の皆様、長い目で子供たちを見守ってあげて下さい。