ここ最近(G400以降)の傾向と特徴を見てみる。
他のメーカーと比べて圧倒的に重心距離(L)と重心深度(D)が長い(深い)のがPINGである。
全ドライバーの平均に対してL:+5mm、D:+10mm、昔MOI(慣性モーメント)の概念が普及する前にLD値と言ってその面積(LとDの積)が飛距離に通じるという考えを提案した。
それからしてもPINGは圧倒的だ。
SFT(Straight Flight Technology)捕まり重視タイプとLST(Low Spin Technology) 飛距離優先タイプがあるが、LとDのバランスとその絶対値が重要に思う。
例えばG425 SFTはL38.1でD45.2で差が大きく、スライスが打てないほど捕まりが良い。ドライバーだけそういうモデルを選ぶと弊害も予測される。
同じレベルの重心距離のヘッドが重心深度で3種類あった場合、
どれが最も球が上がり易く、捕まるか?もうお分かりだろう。
ヘッドスピードの速いプレーヤーには、LとDが大きすぎると使いづらい。ローテーションしにくい。
いずれにせよ、LとDの大きなモデルを多数出してくれているお陰で、色々体験できるのはありがたい。