天気
19日の日経平均株価は小幅ながら4日続伸。前日の米国株市場が反落した流れを受け、朝方は輸出関連株を中心に売り先行の展開となった。一時、前日安値18112円を下回る場面もあったが、その後は為替市場の円安傾向や長期金利の上昇一服などが下支え要因となり、前日比プラスサイドまで切り返した。ただ、直近3日間で連続して上窓をつける「三空」を形成していたことや、値幅では400円超の上昇をみせたことで、上値では再び利益確定売りが優勢に。国内に目新しい買い材料も乏しく、前日終値を挟んで方向感の乏しい展開となり、大引けのインデックス買い流入で辛うじて小幅高で引けた。なお、取引時間中の値幅は60.05円と、今年3番目の低水準となった。大引け概算の日経平均株価は前日比14.09円高の18163.61円。東証1部市場の売買高は1948.98百万株、売買代金は2兆5086.56億円。騰落銘柄数は値上がり467、値下がり1147、変わらず115。業種別は33業種中、値上がり9業種、値下がり23業種、変わらず1業種。ゴム製品が上昇した一方、海運業、電気・ガス、証券・商品、倉庫・運輸などが下落。個別ではエルピーダ(6665)、第一三共(4568)、加ト吉(2873)、ブリヂストン(5108)などが上昇。反面、NTTドコモ(9437)、第一船(9132)、住友商(8053)、不動テトラ(1813)、損害保険J(8755)などが下落。
