ブログが月2のペースになりつつある。
今日は珍しく早く上がれたので余った時間に頭の片隅にあったブログを更新しようと思い台所でなにを書こうか、と考える。
そういえば、昨日、自転車を買った。
自宅からバイト先まで、徒歩で20分強の道のりなのだが、深夜、若い女(一応)の一人歩きは危ない。らしいのでマスターに毎回送って頂いていた。
ちょっと悪いから自転車を購入したわけだ。
私といえば歩いて15分位の道のりをバイクで45分かかるという、抜群な方向感覚を持っているのだが、自転車に乗ってもこれと一緒で、今日も徒歩20分の道のりを45分かかって家路に着いたのだ。
私はなぜか外周のように建物を無意味に回ると言う才能を持っているのだが、同じ人に何回も会う。
人間の歩速と自転車では、当然自転車の方が速いので外周している私が同じ人間に会うのは不自然ではない。
今日はいかにもコワモテのオッサンを抜かしたのだ。
いやに不機嫌そうなオッサンはサブバックを抱えてがに股で歩いている。
うわっ、っと思った私は抜かし際、振り返って顔を見てしまう。
(ここえ~ぜってー堅気じゃねーよ。ひ~、ごちいネックレスが金だよ~)
そのまま抜かした。私はそのオッサンがこれから後にも先にも店に来ない事を祈りながら訳の分からない道のりを走る。
何分走っただろう。また同じ光景がひろがる。その先、10メートルくらいだろうか。
またあの怖いオッサンである。
そして抜かし際、ふとまた振り返ってしまった。また目が合う。実際は数秒なのだろうが、その時の私には病院の待ち時間だろうか、それくらいに感じた。
私はそそくさと自転車を立ちこぎし、その場を去った。
今度こそアリオのこの道は通らないようにしなきゃ、と微かな方向感覚を頼りにペダルを蹴る。
何分か経ちいよいよ、見覚えのある道に差し掛かった時私は世にも恐ろしい光景を目の当たりにした。
いる。
あ の オ ッ サ ン が
得体の知れない恐ろしさを覚えた私は今度こそ振り返らないぞ、と諭しつけ、急いでいますよと言わんばかりに立ちこぎでゆるやかな上がり坂を上る。
オッサンを抜かし、安心し、スピードを緩めた瞬間、何かが聞こえてきた。
バタバタバタ
走ってる?足音だった。
振り向くと、凄い形相でそれはそれは美しいフォームで私を追いかけるオッサンの姿があった。
私は本能的に殺られる、と思い、急になってゆく上り坂を必死で上る。もちろん立ちこぎで。
しかしオッサン、速い。
私は死を覚悟したのか。自転車を止めて謝った。
『すいません。ごめんなさい。なんですか?』
息を切らし、鬼の能面のような顔をしたオッサンは右手の何かを突き出しこう言った。
『お姉さん……マフラー落としましたよ……ハァハァ(息切れ)』
立ちこぎ、って言葉。
何だかエロい。
タチコキ。
今日は珍しく早く上がれたので余った時間に頭の片隅にあったブログを更新しようと思い台所でなにを書こうか、と考える。
そういえば、昨日、自転車を買った。
自宅からバイト先まで、徒歩で20分強の道のりなのだが、深夜、若い女(一応)の一人歩きは危ない。らしいのでマスターに毎回送って頂いていた。
ちょっと悪いから自転車を購入したわけだ。
私といえば歩いて15分位の道のりをバイクで45分かかるという、抜群な方向感覚を持っているのだが、自転車に乗ってもこれと一緒で、今日も徒歩20分の道のりを45分かかって家路に着いたのだ。
私はなぜか外周のように建物を無意味に回ると言う才能を持っているのだが、同じ人に何回も会う。
人間の歩速と自転車では、当然自転車の方が速いので外周している私が同じ人間に会うのは不自然ではない。
今日はいかにもコワモテのオッサンを抜かしたのだ。
いやに不機嫌そうなオッサンはサブバックを抱えてがに股で歩いている。
うわっ、っと思った私は抜かし際、振り返って顔を見てしまう。
(ここえ~ぜってー堅気じゃねーよ。ひ~、ごちいネックレスが金だよ~)
そのまま抜かした。私はそのオッサンがこれから後にも先にも店に来ない事を祈りながら訳の分からない道のりを走る。
何分走っただろう。また同じ光景がひろがる。その先、10メートルくらいだろうか。
またあの怖いオッサンである。
そして抜かし際、ふとまた振り返ってしまった。また目が合う。実際は数秒なのだろうが、その時の私には病院の待ち時間だろうか、それくらいに感じた。
私はそそくさと自転車を立ちこぎし、その場を去った。
今度こそアリオのこの道は通らないようにしなきゃ、と微かな方向感覚を頼りにペダルを蹴る。
何分か経ちいよいよ、見覚えのある道に差し掛かった時私は世にも恐ろしい光景を目の当たりにした。
いる。
あ の オ ッ サ ン が
得体の知れない恐ろしさを覚えた私は今度こそ振り返らないぞ、と諭しつけ、急いでいますよと言わんばかりに立ちこぎでゆるやかな上がり坂を上る。
オッサンを抜かし、安心し、スピードを緩めた瞬間、何かが聞こえてきた。
バタバタバタ
走ってる?足音だった。
振り向くと、凄い形相でそれはそれは美しいフォームで私を追いかけるオッサンの姿があった。
私は本能的に殺られる、と思い、急になってゆく上り坂を必死で上る。もちろん立ちこぎで。
しかしオッサン、速い。
私は死を覚悟したのか。自転車を止めて謝った。
『すいません。ごめんなさい。なんですか?』
息を切らし、鬼の能面のような顔をしたオッサンは右手の何かを突き出しこう言った。
『お姉さん……マフラー落としましたよ……ハァハァ(息切れ)』
立ちこぎ、って言葉。
何だかエロい。
タチコキ。
