大学生が尾瀬でアホなカジュアルハイキング・1 | 環境な人たち集まれ

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 人間修行中の佐藤高伊が趣味となった自転車から環境問題を(たまに)考える!!


実際事の発端はいつだっただろう?自転車以外で出かける気になったのは、高校の友達と89nersの試合見た時だった。


何でかわからないけど下北沢~渋谷周辺で遊ぶ予定だったけど、プレーオフの試合を見に行った5月日。


なんかSが去年尾瀬に入った話をしてきたから、水芭蕉みたいなってオレが言った。
そしたらいつの間にかテントで泊まろうぜっていう話になって、まあ冗談ぽかったけどとりあえず決まってしまったのだ。




で、春のバイト代残ってたからテント見に行ってみた。意外と性能良くても安い。いったとこは新宿新南口の向かいのあのビルですよ。


なんか見てるうちにぞくぞくしてきた。なんか吹っ切れてどこかへさまよい出ていきたいような気分になって
、いつの間にか店を出た時にはオレの財布の中は軽く、背中は重くなっていた。



これが今回の汚点の一つ。おかげさまでゴアテックスのレインウェアが買えなくなった。



そう、そして進路で悩んだり、ゼミの登録を間違えていたり、進振り登録忘れたり、いろいろあった末に一ヶ月はほんとあっという間で、当日を迎えてしまったのだった。そして朝に痛恨のメール。



しかし、オレの頭の中は白い水芭蕉の花でいっぱいだった。愚かにも。



朝に教務課にかけ込んでぎりぎりで登録手続きを済ませ、なぜか受け忘れると留年という健康診断を受け荷物の多さをからかわれ、コンビニでレインコートを買った後、オレは電車に乗っていた。湘南新宿ライン特別快速高崎行き。いい響きだ。



旅には新幹線よりも在来線が似合う。そう思いながらまだ何も知らないオレはのんきに家から持ってきたおにぎりを口にし、電車に揺られていた。



尾瀬がいまどのような気候なのか夏日の東京で暮らすオレは実際分かっていなかった。夜は13度ぐらいになるってことは予想してたけど…まさかそんなはずが。