最近、神社巡りやら御祭神の神様やらに

興味があるという話をしたら、

友人にこの本を勧められました。




『神様の御用人』

なんの特殊能力もないごく普通の人間が、

ある時「神様の御用人」に選ばれて、

古事記やら民話やらに登場する神様たちの

御用聞きに振り回されるというお話。



1冊だけ買って読んでみましたが、


「ああ!まさにこれ!!」


私が神様たちに興味をもち始めた、

私が神様たちを愛おしいと思った、

その神様像がそこには描かれていました。


・偉そうにしているのに、

 抹茶パフェが食べたいと願う神様

・人を励ますことも出来ないと嘆いて
 引きこもりになってしまった神様

・人に恋をしてしまった腰痛持ちの神様

 ※一巻に出てきた神様たち


子供の頃は育った環境もあるかもしれませんが、
(クリスチャンの幼稚園でした)
神様は全知全能で唯一の完璧な存在と

思っていました。
大人になり古事記などに書かれている

日本の神様たちの話を知った時、

「ああ、なんて微笑ましいんだろう」


と思い、心惹かれました。それ以来、

神様がとっても大好きになりました。

今では神社には神様たちに会いに行っています。


この本の主人公がまた私の現状に似ていて、
この彼がどう変わっていくかも気になるところです。


神様の思いから色々と気づかされることもあり、

この本で感じたことはまた書きたいと思います。