【八王子スーパー強殺】中国人男「違法取り調べ」と公訴棄却訴え 旅券法違反事件初公判
東京都八王子市のスーパーで平成7年7月、女子高生ら3人が射殺された強盗殺人事件で、実行犯を知っている可能性があるとしてカナダから移送され、別の旅券法違反罪に問われた中国籍の何亮被告(43)の初公判が18日、東京地裁立川支部(倉沢千巌裁判長)で開かれた。何被告は「今は悪いことだと気づいた。申し訳ない」と大筋で起訴内容を認めた。
弁護側は「逮捕は強盗殺人事件の取り調べが目的で違法だ」などと訴え、公訴棄却を求めた。
検察側は冒頭陳述で、何被告が平成14年4月、虚偽の申請書類で他人名義のパスポートを取得し、不正に出国したと指摘。弁護側は申請書類を出したのは知人で、何被告ではなかったなどと反論した。
裁判官から不正に入手したパスポートとの認識があったかを問われ、何被告は「あった」と答えた。