血清カリウム濃度は、5.5mEq/l以上になると心筋の興奮伝達速度が抑制され、 8mEq/l以上になると心房停止から伝導遅延で各種不整脈が発現し、ついに心停止に至る。 ここで、カリウムの原子量は39なので、血液の密度をほぼ水と同じとすると、 体重60kgの男性の血液量は4,800mlなので、1.49gのカリウムを注射すれば致死量、 ということになる。
実際の薬殺刑では、塩化カリウムの飽和水溶液を50cc注射するそうだ。 塩化カリウムの分子量は74.55で、15度の水100ccに24.65g溶けるので、 約13gという事になる。
実際の薬殺刑では、塩化カリウムの飽和水溶液を50cc注射するそうだ。 塩化カリウムの分子量は74.55で、15度の水100ccに24.65g溶けるので、 約13gという事になる。