あの時オレは高速の上にいた
どこにも逃げ場のない、波打つ路面を見ながらずっと、あの阪神淡路大震災の崩落した高速道路の写真を思い浮かべていた
こりゃヤバいな、終わる時ってこういうモンなのか…
と思いつつも家族や大事な人達にひょっとしたら最後になるかもしれない連絡をする事などアタマに無かった
ただ成り行きを見守るので精一杯
ピンチの時にヒトの底って見える
第一波が収まり車を走らせた
途中何度も余震を喰らった
高速の出口がとてつもなく遠く感じた
高速を降りた時はじめてみんな大丈夫か?と思う余裕が生まれた
連絡をつけたくともつけられないジレンマに苛まれながらも何とかその日の内に無事を確認できた
この地震で甚大な被害を受けた人がたくさんいる
オレとオレの周りの人は無事だった
夜遅く家に着くと焼酎のボトルが落ちて割れていた
思わずナンだチクショー
とつぶやいたオレは改めて自分の底を知った
♪Bohemian Rhapsody/Queen











(笑)