先日(と言っても結構前だが)、漫画のガンツが連載終了した。
終盤は展開が駆け足すぎて、長期連載の漫画にありがちな煮詰まり感が出ていたけど、まあ面白い漫画だった。
あと最近ハマってる漫画は東京喰種と進撃の巨人とアイアムアヒーロー。
これらのの作品って何か共通点あるよね。どれもこれも人間がムシャムシャと食べられていること。圧倒的な存在に蹂躙される人類。食料としての人類。

怖い。メチャクチャ怖い。

今までも人間がいっぱい死ぬ漫画はあったけど、それらとは全然違う。
この怖さの根源にあるのは相手側に敵意や悪意がないことではないかしらと思う。
相手は人類を敵とは思っておらず、捕食対象や玩具と感じているように描かれている。ガンツの終盤は違ったけど、途中で描かれていた異星人が人間をペットにして可愛がったり、パンに挟んで食べたりしている描写に強い恐怖を感じた。

本当に残酷なのは悪意なき悪行なんだなと思う。

現実に人間が他の生物にやってることと同じだけどね。