長女がイギリスへ行ってしまった。
留学するのは分かっていたのに、あれよあれよという間に出発の時が来てしまった。
高校の3年間から、ずっと家を離れて生活していたのに、いざ地球の裏側に行ってしまうと、なんだかとっても遠くへ行ってしまった気がした。
寂しいというか、やはり喪失感みたいなものだ。
この時代は、微信なんて便利なものがあるから、時差があってもすぐに連絡が取れる。
写真だって、同時に見ることができるから、実際のところ、どこに居たって同じようなものだ。
けれども、中国国内や日本へ行くのとは、やはり訳が違う。
毎日、喜んで生活しているようなので、それが親としてせめてもの救いだが、こちらはその分、歳を取ったのだなあと実感する。
娘から送られてくる毎日起こる出会いと出来事は、過去の学生生活を呼び起こしてくれる。
できることならパパもヨーロッパで留学してみたかったよ。
学生最後の思い出に一人で旅行しただけで、一生忘れることのできない思い出になったのだから、もし留学なんてできたのならば、きっと違った人生を歩んだことだろう。
「もし」と「たられば」を言うようじゃあ、自分も歳を取ったということか。