久々に女とサシで話したから忘れないうちに書き連ねていく。

 

マッチングアプリで出会った女の子と駅近くのカフェで会う約束を俺はした。

待ち合わせ時刻は午後1時、俺はジャケットを着て、髪型などもしっかり整えていった。

中央線が架線に飛行物が引っかかったという謎の理由で50分ほど遅延してやばいと思っていたが、相手も中央線だったのでお互いほぼ同じ時刻についたようだ。

 

場所は立川。西東京の中ではアクセスも良く、平日にもかかわらずかなり栄えていた。

北口に集合となり、俺は早歩きで北口に向かい「北口改札で待ってますね(笑)、黒いジャケット着ています」と嬉々として書き込んだ。相手も「私もついています!黒のコートです」と返答してきた。

 

しかし、あたりを見渡しても黒のコートを着たような人物はいない。あれ?と思いつつ「改札できょろきょろしています(笑)」や「正面にカフェがあります」など具体的な内容を書き込んでいったら、

女性側からも「わたしもきょろきょろしてます(笑)」や「カフェありますね」という返信が来た。

おかしいなと思いつつ「改札は出ましたが、駅内からは出てません」というチャットをしたら、階段をもう降りている趣旨の通知があったので、どうりで会えないわけだ(笑)と安堵し、階段を下りて行った。

しかしそこでも具体的な場所はつかめない。そこで俺は「マックわかりますか?ここに集合しましょう。」と、返した。

 

凄い分かりやすい場所に立川はマックがあり、20人ほどケータイをいじりながら待機してたので待ち合わせ場所に絶好だと判断したのである。

だが女性側は返事も遅く、「了解です!」や「わかりました!」などの単調の文章しか返ってこない。

これに、俺はいらだっていたのを今でも覚えている。ただでさえ電車の遅延で遅れているのに…。

 

気が付けば時間は二時を回っていた。女性の姿は全然なく、「マック付近にいますか?」といっても、「いますよ!」と帰ってくるだけ。その時俺は嫌な予感が頭をよぎった。

 

「「サクラか?」」

 

俺はその時悲しみと怒りで頭がいっぱいになっていた。初めてのマッチングが釣りかよ…、と。

せっかく2万ぐらいする服を買って着てきたのに…、女慣れしている友達に、女性との喋り方、接し方も教えてもらったのに…。

 

これからどうしようかな…。意気揚々となって約束を取り付けたことをゼミだったり高校の友達に自慢していてなんて話そうと、ネガティブ思想に完全に陥っていた。

しかし、その直後女性から一通のメッセージが届いた。

 

「北口のほうですよね?(笑)」

 

え?と思いつつグーグルマップを見てみると、俺がいたのはなんと南付近のマックであった。

北口から出たからと言ってマックも北口にあるとは限らない、そもそも立川駅には北口が二つあったのだ。

 

やっちまった…と思いつつ俺は北口方面のマックへ猛ダッシュした。

息もすっかりあがって、マックの目の前についた。そこにはケータイをいじる姿のある黒いコートを身にまとった一人の女性の姿があった。ぽっちゃりとプロフィールには書いてあったが体系的にはスラっとしていた。

 

俺はすかさず声をかけた。「すみません」

「あっ…」という漏れた声が聞こえる。

 

そして、俺は電車の遅延や集合場所のすれ違いを乗り越えて、約束していた女性に会うことが出来た。

疑ってしまった罪悪感がズキズキと俺の中で大きくなり胃が若干苦しくなる。

でも、会えた安心感や高揚感はそれを上回っていたようで、すぐに雑談を交えながら、目を通していたカフェに入っていった。単純な男である。

 

そこで俺は、いろいろな話をした。小中高の思い出、高校卒業後、趣味、バイト、旅行、家族構成、休日の過ごし方、季節など。

 

するにはできたが個人的にはあまり盛り上がらなかったという反省点はある。

カフェで50分ぐらい話した後、駅まで彼女を見送り、帰宅した今ブログを書いている。

 

2020年に入る前に大きな思い出ができたなというのが今の感情だ。

そろそろ疲れたのでここまでにしておく。

 

ではまた