広島市の文化財巡視は、2か月ごとに部分巡視と総合巡視を繰り返す。
部分巡視は5か所、総合巡視はこれに加えて5か所。
6・7月の総合巡視は時期的に最も過酷である中、3回の山歩きがある。
令和5年6月10日(土)、家族に絵下山頂上広場に車で連れて行ってもらい、そこから2か所の巡視対象に下りでアタックする。
午前10時50分、下山開始。
ギフチョウプロジェクトのポイントを通過する。
木漏れ日がほどよく差し込んでいる。
サンヨウアオイが育っている。
盛りは過ぎたようだがヤマツツジが残っている。
11時3分、発喜山頂通過。
11時14分、巡視対象の発喜城(野間神社)に到着。
イワガラミ(アジサイ科)かな。
雨の多いこの時期には、金明水に水がある。
恐竜の足ことタマミズキ。
11時43分、矢野城跡に到着。
文化財としては、県史跡「矢野城跡」と主要遺跡「発喜城」で2か所のカウントになるのだが、区別がしにくい。
おそらく、矢野城は熊谷蓮覚の城で、発喜城は野間家の城を指すのだと思う。
本丸のあった場所というポイントではなく、廓や堀切の跡などを含めたエリアである。
6番鉄塔まで下りてくる。景色が良い。
12時10分、矢野ニュータウン登山口に到着。1時間20分で下山終了。このルートに慣れてきて速くなってきたが、かつてはこのスピードで登っていた。