今回、中小企業家同友会の友知会として東北三県の岩手県、福島県、宮城県へ義援金を届けて来ました!
少ない額ではありますが、港祭りに参画し、その収益を全額納付し、子供達のため使ってもらうと言う事でお渡しして来ました。
その際に色々な話を聞いてきましたが、遠く離れた北海道では、資材の不足、人材の東北への流出、東北では工事過多の為の入札工事の不落、人材不足による工事着工不能などがあると聞いていたため、物凄い勢いで復興が進んでいると思っていましたが、瓦礫の処分は大体終わっているようですが、建物の建築及びライフラインの復旧等まだまだ進んでいないことを知りました。
建物、ライフライン等は、高台に移転する、地盤を盛り上げる等の今後の津波対策をどうすのかという問題を地域住民との協議が終わらない、また、被災されて残った建物や土地などを誰が相続し、管理して行くのか?また県で土地を盛り土して、津波対策を行いたいのだが、持ち主不在の為、承諾が得られない。
持ち主が誰で、どこにいるのか?もしくは被災されていないのか?であればその後を誰がどうするのか?こう言う諸問題が解決できない。
県庁職員でその調査、調整をやっているが全く人員が足りない。
なので、今やれることを一生懸命やっていると言うのが現在の状況だそうです…
被災して3年を迎えて、東日本大震災の話題が減ってきている。
被災地としてはこの様な出来事を風化させてはいけない!
話を伺って行く上で、そこが皆さんの共通認識だと感じました。
よって我々も、この様な事故が起きた、それによって悲しい思いをした人、苦労した人が沢山いるという事を忘れてはならない。
また、天災は予測も難しいし、物凄い力で我々の大事な物を奪って行く。
少しでもその被害を少なくするためには常日頃の意識の高さと事前準備による被災対策だと思います。
そのためにも、この事を忘れない様にしなければならないと思う!
今後、忘れないためにどうすることが良いのかを考えていきたい。