11月、私の整体院のことをお聞きになって、
東北の方から、奥様とお越しになられたTさん(男性、62歳)。
Tさんは、15年ほど ぜんそく に悩まされていて、
今も、せき、鼻水が止まらないとのことでした。
夜も仰向けに寝ると、せきが出て、苦しいので、
体を起こし、座って枕と抱いていると少しラクになるそうです。
2年ほど前から、東京で漢方薬を処方頂いて飲み続けているそうですが、
一向に良くならないとのことでした。
Tさんは、とてもやせてらっしゃって、御見受けしたところ“気虚”のよう。
お話しをお聞きすると、ひどい便秘 だそうです。
東京の薬局で頂いている、漢方薬は見せて頂いたところ、
残念ながら、Tさんの証にあった処方ではありませんでした。
肺は乾燥を嫌います。
ぜんそくも、秋・冬が最もつらい季節です。
Tさんの場合も、
基本的に、肺の滋潤を促し、
また、同時にお通じが良くなるよう養生茶を作って差し上げ、
食養生として御食事の調整をご指導致しました。
そうしましたところ、
「先生、せきこみが、そんなにひどくなくなりました。
そして、お通じが毎日(!)あります。」と
奥様からメールを頂戴しました。
良かったですね。
肺と大腸は表裏の関係。
お通じがあり、大腸の調子が整えば、
肺の状態も改善され、ぜんそくも落ち着いてくるはずです。
お教えした食養生もぜひ続けて頂きたいと願っております。
