昨年12月22日のブログでご紹介した、Kさん(80代、男性)の「止まらないガス…お灸で改善」のお話を覚えてらっしゃいますか。
   
おへそを中心に行うこのお灸は、煙が出ず、衣服を着たままでも携行できるのが特徴。温度も調節できます。
  
実は、Kさん、50代の頃から、肝臓のGOT、GPTの数値が常に正常値より上だったそうです。
そして、ガスが止まった後も1日10時と4時の2回、このお灸を続けて行ってらっしゃるそうで、GOT、GPTの数値 〔肝臓などに多く含まれるアミノ酸の代謝酵素。炎症などで体内の細胞が壊れるとGOT、GPTが血液中に流出、この数値で肝臓の障害の程度を測ります〕 がどんどん下がってきた、と報告してくださいました。
   
正常値はGOTが(38-8)、GPTが(42-8)〔医療施設により、基準範囲の検査値は機器や試薬の違いから多少異なります。この数値はKさんが検診を受けている病院の基準範囲〕。

定期検診による、Kさんのそれぞれの上の数値は、
   
11月  GOT 56、 GPT 79

        ↓
12月  GOT 49、 GPT 61

        ↓
1月   GOT 42 、 GPT 50

このように 数値が下がってきたことから、現在は、肝臓の治療薬は一切服用していないそうです。
「お灸はこれらの肝臓の数値が正常値になるまで続けるつもりです。次回、3月の検診が楽しみです!」とKさんは本当にうれしそうに話してくれました。

Kさん、最近は中国語も独学で始められたとのこと。
何事も意欲的に取り組まれるKさんを、私も応援しています!


★2/20(日) 
薬膳講座のお知らせ

旧暦の新年を迎えて1回目の薬膳講座のメニューは、「起陽菜」を中心とします。「起陽菜」とは、ニラのこと。この時期のニラは1年で最も美味しく、私たちの身体を温め、陽気を強くします。
また、漢方の材料として珍重される「鹿の肉」や、かつて日本でも武士たちが英気を養うために重んじた「百合根」などを使った料理をご紹介する予定です。
まだ寒さの残るこの季節、身体を壮健にする食物を摂り、陽の兆しをしっかりと養いましょう。
  
教室の会員以外の方の参加も歓迎致します!

◆日時 2011年2月20日(日)午後1時~3時
◆場所 楊秀峰宮廷気功養生院 4階教室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1‐3 マンダリンビル
◆電話 03-5919-0383 
◆FAX 03-5919-0384
◆メール
tina1129lover@yahoo.co.jp
◆受講料 3900円(材料費含む)
◆申込方法
2月10日(木)までに参加申込書(*ホームページに掲載)に受講料を添えてお申し込み下さい。前もって上記の電話・FAX・メールで予約していただいてもけっこうです。

◆メニュー(予定)

1. 起陽菜の料理
2. 鹿肉料理
3. 百合根料理
4. サラダ
5. 古代米御飯
6. 壮元酒
7. 楊家養生茶