【水無月_目黒さんぽ②】大圓寺 | 屋根裏じせい録

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手のひらに書いたメモのようなものです。
2024年もよろしくお願い致します。

晴れ本分は神社巡りなのですが、


どういう心境の変化なのか笑

しばらく仏閣です。


はい、目黒さんぽ②。


目黒区下目黒、行人坂途中の名刹。

大圓寺です。

創建は江戸時代初期


湯殿山の修験者・大海法印が建てた大日如来堂に始まると伝えられています。


本堂。



大圓寺はとにかくコチラ↓

520体の石仏が所狭しと、

祀られおります。



釈迦三尊像はその中心。



ぎっしりと石仏です。(^^;;

この石仏は、

江戸三大大火のひとつ、

1772年明和の大火の犠牲者を

供養するために作られたもの。


火元がここ大圓寺なのです。(T . T)


なので「目黒行人坂大火」とも

呼ばれているとか。



出火原因は坊主が盗み目的で、

庫裡に火を放ったらしい🔥。

コンニャロ。


火は風に煽られ、

日本橋〜神田〜千住方面まで、焼き尽くし、

犠牲者1万4700人。。。

迷惑な話。



とろけ地蔵↓

大火の中、救い出され、

目黒川に放り入れられましたが、

すでにとろけてしまっていたようです。



金色の薬師如来↓

こんな感じで、

境内は如来、菩薩、観音、お地蔵さん、七福神など、いろんな石仏がそこここに。



奥の方には↓



こんな御首などもあり、


ネムルトダー的な?

オルメカ的な?

なんてふざけていると、

怒られますね💦。



阿弥陀堂



あと、ここは

八百屋お七吉三にもゆかりの場所

でもあり、


確か、雅叙園のほうに、
「お七の井戸」と名のついた井戸の跡が
あったような。



八百屋お七とは、
恋のため、彼に会いたい一心
自宅に火をつけ、
火あぶりの刑に処せられた
江戸時代の16歳

(なぜ火をつけたのかは、
コチラの説明書きにあり↓)

罪を犯したらそれこそ
想いびとに会えなくなるってこと、
それくらいわかって。

って感じですが、

それがわからなくなるのが、
また幼い恋というやつなのでしょう。

心で燃えさかる炎は
決して外に出してはいかんのです。

誰にも知られず、心にあるうちは、
ずっと灯していられたのに。

(誰?(゚o゚;;))


てなわけで、目黒さんぽは続く。

あ、御朱印です↓