週末は台風が近づいて山遊びはどうなるかと心配していましたが

二日間とも天気に恵まれました。

土曜は高瀬ダムからブナ立て尾根で野口五郎岳を往復、

日曜は前日のお疲れが残っていて爺ヶ岳を往復してきました。

 

2019年9月7日(土)

野口五郎岳(標高2926m)

天気: 文句無しの快晴

メンバー: ktn92、山猫ま~こ、maoyuki

コース: 高瀬ダム → ブナタテ尾根 → 烏帽子小屋 → 三ツ岳 → 野口五郎岳 (往復)

タイム

6:13 高瀬ダム 

11:44-12:15 野口五郎岳

16:45 高瀬ダム

                             野口五郎岳山頂   

               

 

                                             山頂からの景色      槍 乗鞍                    

                                

                                

                     大天井 常念    遥か遠くに北岳 間ノ岳

               

 

                             野口五郎小屋    

               

 

                                                    三ツ岳(手前)  北アルプス北部

                               

 

                                  立山 

               

 

                                薬師 赤牛 

               

 

                                 水晶

               

 

                           笠(中央奥)  鷲羽    

                           

 

                                 三ツ岳

               

                               

                            お花  残ってた

               

 

               

 

               

 

               

 

               

 

                                                                野口五郎岳

                               

 

-備忘録-

小型で勢力が大きい台風15号が接近してくる中、北アの中部で山遊びを計画。

山スキー天国チームにお誘いメールを出すとktn92さんが参戦してくれるという。

いつも一緒の山猫さんは海外遠征からの帰国直後に風邪と発熱でダウン。

直前日まで行けるかどうか怪しい状況だったが、根性で回復させて急遽参戦になる。

当初は高瀬ダムを起終点にした湯俣→竹村新道→野口五郎岳→烏帽子小屋→ブナタテの

周回コースを日帰りで計画したが、湯俣での渡渉を不安視して竹村新道を諦め、

ブナタテから往復することに。ktn92さん山猫さんと集合し七倉へ。

東電ゲートは6時開であったが、若干早い開門となりタクシーで進入。

閉門は18時、下山遅れるとタクシー呼んでも来てくれないし、

台数が少ないから他に下山者多いと完全アウトもあり得る。

スカッ晴れの中、高瀬ダムからの入山開始は予定より15分早めになる。

吊り橋を渡りブナタテ登山口まではウォームアップ、尾根に取りつき戦闘開始。

ktn92さんは今回の山域がお初、山猫さんは病み上がりということもあり、

オイラが先頭ペースメイク。樹林の中は涼しかった。

二人の調子を見ながら早すぎず遅すぎず心拍数を抑え、

山猫さんの遠征報告を聞きながら高度を稼ぐ。

遥々インドまで行きラダックの秀峰ストックカンリ(6153m)を登頂、

初の6000mオーバーを体験してきたとのこと。

ひと月前はアフリカのキリマンジャロをやっつけてるので連勝中。

またパワーアップして帰国したようだ。

烏帽子小屋までの12分割区間の6番目「中休み」で1回休憩入れて、2回目は烏帽子小屋。

途中レンジャー活動で山猫さんは、追いついてきた男女ペアに

野イチゴとブルーベリーを教えていたそうな。

あとでわかったことだがその中の女性がktn92さんのお知り合い、

その後もニ度スライドしたがお互い気づかず。

小屋からの稜線歩きは歓喜の眺め、7月にも来てるけど空気が澄んで遠くまでクッキリ。

花はほとんど終わっていたがいくつか元気なのがあったりする。

三ツ岳西峰南の分岐で3回目の休憩、ここまで4時間15分とマズマズのペース。

止まるたびに咳き込む山猫さんはチョット辛そう、でも表情覗くと意地でも登頂する面構え。

そこから1時間足らずで野口五郎小屋、山猫さんは小屋主へご挨拶に。

二人でボチボチゆっくり進むとハイマツ下に雛二羽連れたライチョウが出てきてコンニチハ。

山猫さんが追いついて三人そろって山頂へ。やっと着いたぁ~!

富士山が遠くに見えて四周山に囲まれた景色は最高だった。

ゆっくりのんびりしたいが帰路も長い、昼休憩を30分で切り上げて下山開始。

間もなくして異変を感じる、下山得意で速い山猫さんがペースダウン。

病み上がりで体力低下、咳き込みときて、そこに靴擦れが生じていた。

三重苦では無理もない。

遅れ気味の彼女に対してktn92さんは余裕ブチかまして三ツ岳西峰や本峰を登ったりする。

烏帽子小屋まで戻り、ブナタテの急斜に入る。

下りが強い二人に対し遅れてはならないので5分ハンデもらって先行。これが丁度よかった。

読み通りCTの0.7掛けで高瀬ダムに余裕で到着下山終了、タクシー呼んで七倉へ戻った。

 

 

2019年9月8日(日)

爺ヶ岳南峰(標高2650m)

天気: 晴れ

メンバー: 山猫ま~こ、maoyuki

コース: 【柏木新道】 扇沢 → 種池山荘 → 爺ヶ岳南峰 (往復)

タイム

7:35 扇沢駐車場

11:55-12:30 爺ヶ岳南峰 

16:45扇沢駐車場

                               爺ヶ岳南峰

               

 

                                針ノ木岳

               

 

                                鹿島槍

               

 

                                 剣

               

 

                               遠く槍ヶ岳    

               

 

                               大町市街

               

 

                               爺ヶ岳中峰

               

 

                                立山 剣

               

 

                                種池山荘

               

 

                           ここもお花が残ってた     

               

 

               

 

               

 

               

 

               

 

                               爺ヶ岳南峰 

               

                              

-備忘録-

野口五郎岳往復を終えて今日はゆっくりまったり系のハイキングとして爺ヶ岳ピストンを計画。

7時半過ぎの遅い出発、ガツガツ登らず、登下山者に出会うといつものレンジャー活動しながら。

とはいえ昨日から引きずって調子は出ないし咳き込む山猫さんは今まで見たこと無いスローペース。

「今日はここまでにしようか・・・」と言っても頭を縦に振らない彼女。

3時間半かかってようやく稜線の種池山荘、4時間20分で南峰山頂。最高点中峰は今回パス。

山頂でお昼やってる間に雲が湧いてきて景色無しに。下山してるとまた晴れる。

ややお疲れモードの山猫さんは小屋前のお花をいくつか見つけると元気が戻ったりするが、

下山途中で足三里が痛くなってシップを貼ったりする。当然ペースもダウン。

なんとか無事駐車場に到着。「悪寒がする、お腹が空いた・・・」というので最寄りのコンビニへ。

聞くと朝にバナナ1本、行動中はパン切れ2枚とめちゃめちゃ少食。

風邪ぶりかえしたか?、熱もなんだかありそう。でもホントよくもったわ!

温かいコーヒー・肉まん・フレンチドッグ・チキナゲ食べるとちょっとだけ顔色がよくなる。

このあとは寄り道せずに帰路についた。

 

                                 -END-