今日はちょっと趣向を変えて、地元で行われている世界的にも有名なピアノコンクールの話。
(いやアンタ、むさ苦しいオッサンのくせに、、、って突っ込まんといて)
となり街のFort WorthのBass Hallでは、ちょうど今週ファイナル(決勝)の熱い演奏がまさに行われているこのCliburn Competition。
さかのぼること、50年代の冷戦下にモスクワで開催されたチャイコフスキー・ピアノコンペティションで、アメリカから思いっきりアゥエーで参加した地元TX出身の若きVan Cliburn。
どう見ても不利な環境ながらも圧倒する演奏でソ連の審査員たちを魅了し見事に優勝したレジェンドをたたえ、その後ここFort Worthを舞台にCliburn International Competitionとして4年に一度行われるようになったのが由来。
https://cliburn.org/cliburn-competition-history/
過去(2009年)には盲目のピアニスト、辻井伸行さんがこの国際コンクールで優勝したことも有名。
(ちなみに娘の今のピアノの先生は同じ2009年に出場しセミファイナルまで残ったらしい)
そして、今年はその4年に一度の記念すべき年で、今月上旬から若きピアニストたちが世界中から訪れて熱演を繰り広げている。
その中の日本人の一人が亀井聖矢さん。出身も私と同じ地方(地元では有名な公立高校音楽科出身)で、若き20歳のこの青年の演奏は素晴らしかった。今週行われるファイナルには残れず残念だったが、まだまだこれからが期待できそうな予感。
これはセミファイナルで引いたMortzartのConcertoの演奏。
(娘も同じ曲を2年前に弾いていたいたけど雲泥の差で圧巻)
そしてこのコンペが行われる会場Bass Hallも国際大会に相応しい素晴らしさで、今回、週末に遠くの最上階からの席だったけどふらっと見に行くことができた。
今、最終ファイナルに残っているピアニストも含めて、ロシアやベラルーシから出場している若きピアニストたちが目立つのもこの時勢の皮肉なのか。
当時のCliburnが物々しいアウェーで重圧を感じたのと同じ思いを、今回ロシアやベラルーシから参加している若者たちは感じているに違いない。
いづれにせよ、今週この熱い熱戦は続き、2022年のWinnerが選ばれる。
会場に行けなくとも機会があればLiveでお楽しみを。


