昔がどうしても愛おしく思える時がくるって父は言います。
人生をがむしゃらに生きて、60を過ぎると子供が皆成人して、その次の世代が生まれて。
私にはわかっているようで、わかっているつもりで、きっと理屈では理解してるんだけれど、きっと今はまだ感じられないのだと思う。
懐かしいという気持ちは凄く大事な気持ちだし、過去の積み重なりが今の自分を作ってるのもちゃんとわかります。
ただ、この若さではその懐かしさにすがって、求めて、過去の映像に酔いしれる時じゃないのかなとも感じます。たまにはそんな時があってもいいと思うんだけれど、1年に一回でお腹いっぱいになる。
今の自分は、父が生きてきた60年という長い年月と比べたらあまりにも短くて、その思いを今の自分の思いとを比べたくても比べることは決してできないですね。
60年も経てば未来よりも過去が長くて、積み重ねてきた物の集大成ともいうべきなのかな。それを大切に、愛おしく思わずにはいられないのは当然だね。
そう思えるためにも、23歳の自分は過去に酔いしれるんじゃなくて、どうすれば良い未来を作れるかに時間をかけたいと思います。そうすればきっと長く生きた人生、慈しみながら振り返ることができるんじゃないかな。
何が言いたいかと言うと、地元にいたくないという感情ではなく、もっと外に出て色々な世界を見たい触れたい気持ちに今は溢れているということ。お金を貯めて、清算できる算段がついたら、家を出ます。
広い世界をみたいです。
それだけ。
