戦場のコックたち/東京創元社

¥2,052
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何か評判になっていて、気になっていたけど単行本なので見送っていた。
でも、彼女がこの本を買ったという。

そこで、読んだら貸してと頼んで、読みました。
彼女曰く「得体が知れない」
どういう意味か判らなかった。

読み始めて100ページは、コックつまり調理をする兵士の目で見た戦争小説だと思った。
主人公はキッド、そしてコック仲間のエドが名探偵。
戦場で起こった小さな謎を、名探偵エドが解決する小説家とも思った。

しかし、読み終わると、彼女の言った「得体が知れない」の意味が判った。

これ、結構とんでもない小説です。

もちろん戦争小説です。
そして、小さなミステリィ連作小説です。
冒険小説でもあります。
主人公の成長小説とも言えます。
その他にも・・・・・

本当に得体が知れない!
ドンナ ビアンカ (新潮文庫)/新潮社

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誉田哲也さんには白誉田と黒誉田があると教えてくれたのは、杉下左京さんでした。

もちろん、「ストロベリー ナイト」の姫川玲子シリーズは黒誉田。
「武士道」シリーズは白誉田。

でも、この「ドンナ ビアンカ」の色は白でも黒でも無い。
ピンク?
違うと思う。

もしかしたら涙色かも知れない。
しかも明るい涙色。

この小説、大好きです。

ヤン坊

本当に長い間ブログを書いていないので、書き方が判らない。

そのブログ再開の最初は
今野敏さんです。

欠落 (講談社文庫)/今野 敏

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今野敏さんの作品は隠蔽シリーズを読んでいるけど、その他はあまり知らない。

でも、「同期」が面白くて、その続編のこの「欠落」を買った!

「面白かった」というのは、私の場合最高の褒め言葉で、これは本当に面白かった。