万能鑑定士を読んで面白かったからブックオフへ行きました。
もちろんヤン坊はセコイから、万能鑑定士シリーズを安く買おうと思っていたのでした。
でも万能鑑定士は1冊もなく、同じ作家松岡圭祐さんの「千里眼シリーズ」と言うのが1m以上、書棚を占拠していました。
どうも、万能鑑定士よりも前から評判になっていたようです。
面白そうだ!!!
「千里眼シリーズ」が1m以上並んでいるのを見て、セコイヤン坊は考えました。
100円コーナーでも、同じ物が買えるのではないかと!?
ありました、やはり「千里眼シリーズ」が1m以上ありました。
100円コーナーだと、いくら買っても大人買いとは言えないけど、買いすぎると、狭い我が家では置き場所に困る。
そこで3冊だけ買いました。3冊で300円。
「催眠」「千里眼」「千里眼 ミドリの猿」です。
(作者さん、出版社さん、本屋さん、ごめんなさい。許してください。
ヤン坊が皆様以上にお金持ちになったら、絶対に新刊を買いますから。)
いつもながら前置きが長いですが、この「千里眼」の感想は・・・・・
もの凄く面白かった!!!
凄いです!
日本にも、こんなに大きなスケールのエンタメ作家が現れたのだと、嬉しくなりました!
正直、物語の始まり部分は何となく荒っぽいし、また「大人買い」で失敗したかとも思いました。
しかし、どんどん面白くなる。
後半部分のスピード感は凄いです。
それまでの謎が、たたみかけるように判っていく過程がスリリングです。
クライマックは、もう「007」の冒険活劇で、こんな小説今まで日本ではなかったと思います。
そして、主人公が羽田に降り立ったときに、彼女を出迎える子供たち。
上手に計算されていることは判っているけど、感動してしまった!
悔しいぞ!
これまでの八街本、今日は少し取り返したぞ(笑)!