お誕生日、ありがとう。

※さとるは無意味に岩隈のモノマネ、俺は無意味に威嚇。




今日8月16日は、俺の誕生日。

35歳になったわ。




「ありがとうございます。感謝しています。」

これが、誕生日を迎えた気持ちや。




子供の時にな、親に教育されてん。

誕生日は、周りの人に感謝する日やって。

生んでくれて、育ててくれてありがとう！！ってな。




だから、誕生日プレゼントとかケーキとかは無かったなぁ。

親の教育のお陰で、それが当たり前やと思ってたし。


思えばええ教育を受けたもんや。親に感謝やね。







しかし！！！





それはそれ。
これはこれ。





「おめでとう！」ってコメントが欲しいなぁ。

「ありがとう！」って感謝のコメントをお返しするから。



どうですか？？読者のみなさま。

親子３代と松蔭。

かの有名な、松下村塾です。



吉田松蔭。

志を持つ者なら、知ってるな？



今の日本の礎をつくった人や。

明治の中心人物は、全て彼が育てた。



とにかく、彼は熱い。

日本の変革の為に、身分の枠すら壊したんや。






そして、俺も暑い。

ソフトクリームとラムネを食って、
腹を壊したんや。



ピーピーや、ピーピー。



じいちゃんが何やら熱く語ってたが、
それどころではなかった。





アリアスさん、社員、読者の皆さん。

今度一緒に行こうぜ。

アツくなろう。

大移動。

俺は、飛行機が嫌い。

どうしようもなく、苦手。




そもそも、墜ちたらどうすんねん？

なんもできひんがな。




俺は、前職のお陰で大体のサバイバルは自信ある。

脱出、救助、護身、救命、制圧。

災害派遣とかで経験も多いし。




でもな、飛行機だけはアカン。

ほんまにどうしようもない。

他力本願やろ。





だから、パイロットチェックは欠かさない。



これが俺の搭乗時ルーチンや。



搭乗の時にな、操縦室が見えるやろ？

そこで機長と副操縦士の状態をチェックするんや。


顔、表情、挙動。

キッチリとチェックしてから乗り込む。





前な、二人が凄い剣幕で言い争ってんのを
見たことあんねん。

青すじ立てて、目ぇむいて怒ってた。

今にも殴り合いが始まるような。




それ見てめちゃくちゃ不安になったわ。

いつもの二倍増しでベルトをキツくしたもん。



実際、フライトがめっちゃ雑やった。

投げやりな感じの操縦。

なるようになるわ！みたいな。



多分、片方が全く何もせんかったんとちゃうかな。

ふて腐れて。





「お前、ちゃんとやれや！！」



「何を張りきっとんねん。知るか、ボケェ！」



「お前、降りたら覚えとけよ、コラァ！」





こんな会話があったんやろう。



着陸も二回くらいバウンドしたしな。

横の小柄なおばちゃん、ピョンピョン跳ねとったもん。





あとな、俺はすぐにエコノミー症候群になるんや。

狭いとこに座ると、足に血が溜まってまうやつ。

だから、３０分以上立ち上がれんのはキツイ。



うんこの時も、長期戦の時は何度も立ち上がるもん。

うんこが尻に付かんように、一回一回拭いてな。






・・実は、今新幹線の中でこれ作ってます。

今日から大阪に行くねん。

明日は山口。毎年恒例のな。



目的は、人生の修行や。

ずっと大阪の爺さんと一緒やから。





朝起きて説教。海で泳いで説教。

花火を見ながら説教。寝る前に説教。

親戚の前で説教。子供の前で説教。



・・・実に、勉強になります。





じゃ、俺、頑張るから！！

またね。

キャーキャー。

これ、偶然にもネット上に残ってた写真。

これ、リアルに俺のバイクです。

つまり、17年前に俺が撮った写真や。





これが、俺のファーストバイク。





当時、デビルマンの不動明に憧れてなぁ。

彼が赤いバイクに乗ってたんや。


赤いバイクに跨って、マフラーをたなびかせて走る姿。

それが強烈にカッコ良かった。





赤いバイクに乗りながら、マフラーをたなびかせる。

その目的のために2か月間、一日も休まず働いた。



お金を稼げる道路工事、深夜警備。

体力は有り余ってたからなぁ。

一気に60万稼ぎ、現金一括で買った。





いいバイクやったけど、1年で友達に売ったなぁ。





ちなみに、マフラーはオカンが編んでくれたんや。

デビルマンのアニメを参考にしてな。



おもろいオカンやろ。ノリのええ人やからな。













2台目は、シルバーの単気筒ブリティッシュ系。

この頃は、クールがカッコエエと思っててな。



白のタンクトップに、皮の黒ズボン。黒ブーツ。

胸にはシルバーのネックレス。

そして、お約束のゴーグルも装着。




いつも渋い顔。めったに笑わない。




コーヒーはブラック。苦くてもブラック。


タバコはセブンスター。咳きこんでもセブンスター。





・・・モテた。素晴らしく。





大学にこれで通学したら、黄色い声援が凄かった。


キャーて。


キャーキャーやぞ。キャーキャー。



金属アレルギーやから、ネックレスはキツかった。

いつでも皮膚は、真っ赤にミミズ腫れ。



それでもキャーやぞ。

キャーキャーや。







そして、3台目は皆さんご存じですな。



車体価格40万。

そして、改造費100万超！！




雑誌にも掲載されたことがある、あのバイク！！




誰もが認めるカッコよさ。

いまだにウットリ。みんなもウットリ。





南店の古着売上の半分は、あのバイクのお陰やぞ。

少なくとも藤田君よりは貢献してるはず。





さぁ、みんなも見てください。





キャーキャーやろ。

キャーキャー。

諸行無常。

帝王、鎌田さん。


いつも、優雅に扇子をあおいでいます。


もはや違和感もない。





彼女のスタッフ時代。




毎日毎日遅～～くまで残業。

朝勤務やったけど、帰るのはいつも２２時以降。

ホンマに毎日やで。



しかし、タイムカードはいつも18：00で切る。

残業代は絶対に貰わない。



見かねた俺が、こう言った。

｢頼むから残業代をもらってよ、心が痛いわ。」



ホンマに全社員、彼女に申し訳ない気持ちがあったんや。

誰よりも社員よりも頑張っていたから。




彼女の答え。

「自分が好きでやってることだし、自分の店ですから。
自主的にやってるのに、お金を貰うのはおかしいですよ。」





・・・俺、マジで涙が出た。

それを聞いてた社員も泣いてた。

あぁ、ここまで店を好きになってくれてるんやなぁって。







当初から、彼女は他の人とは違った。


彼女に憧れて社員になった人も多いもんね。




あの長岡さんも、そのひとり。

スタッフ時代から鎌田さんに憧れてたんやって。

今でもずっと、鎌田さんを追っかけてる。

永遠の目標であり、最も尊敬できる人物なんやってさ。






藤田君も、鎌田さんが大好き。

彼女に褒められることが、彼の生きがい。

彼女に褒めてもらえる為、日々頑張っている。






藤田君。

こんなに慕うことが出来る上司がいて良かったね。

ずっと彼女についていけよ。

こんな人がアルバイトとして入って来てくれたことに感謝やね。






・・・面接したの、お前やもんな。

時の流れは残酷ですわ。