小六の長男は、爪の長さがとても気になるらしく、暇さえあれば爪を切っている。

そんなに毎日切るところがあるのだろうかと思い「そんなに切ってばかりいたら、爪が無くなっちゃうよ」と声をかけると、「そんなに毎日切ってない」と答えるのだが、みるたびに爪切りを持っている気がする。


そんな長男が、先日、三泊4日で北海道に修学旅行に出かけた。

すると、長男の布団や机のそばから、無くなったと思っていた爪切りがいくつも見つかっ た。


4日後、学校まで長男を迎えにいくと、手にたくさんのお土産をぶら下げて、バスから早々に降りてきた。

「お土産は、現地から宅配で送るんじゃないの!?」と聞くと「早くみんなに渡したかったから」とのこと。

その夜、無口な長男が珍しく、自分が撮った写真を見せながら、旅行中のエピソードを色々話してくれた。

ふだんあまり感情を表さない長男が「北海道すごく楽しかった!」と連呼するのを聞いて、涙が出そうになった。


そして、一通り話を終えて、長男がしたことはというと、爪を切ることだった!!


やっぱり、それかーい!!!