最近、仕事で家を空けることが多く、小六の長男に留守番を頼み、何かあったら 隣の仕事場(お寺)まで呼びに来るように言ってある。
つい先日、私の留守中に、どなたかが訪ねてこられた。玄関のドアのチェーンごしに対応した長男が、職場まで走ってきて
「誰かきた!白い靴の人!」と伝えてくれたのだが。
唯一の情報が『 白い靴』とは、難易度高すぎ。
というか、『オオカミと七匹の子ヤギ』じゃあるまいし、靴の色の情報いるかな?
そんな長男だが、お寺のお勝手の前を通りかかったとき、徐に立ち止まってドアを開けたので、ナニゴトかと思ったら、中で仕事をしていたパートさんたちに
「いつもお疲れ様です」と、みずから声をかけていて、びっくりした。
しかし、声が小さすぎて、 三回も聞き返されていた。
そんなにもシャイなのに、勇気をだして声をかけたのかと思ったら、胸アツである。
思春期の長男は、いびつに成長中のようだ。