こんにちは。夢分析の心理カウンセラーやなぎです。

これまで何回も書いてきたことですが、人間も変化することに抵抗を生じることがあります。これは人間だけではなく、生物一般に共通したものです。

というのも、それ相当の理由や原因がなければ、自分の中の何かを変えるよりも、そのままやり過ごしたり、現状を維持したほうがラク（心理的に）だからです。

しかし、『今までどおりでは、もう限界だ』と思うことがあれば、自らが変化する必要を実感できた、ということになります。

そこまで思えるようになれば、後はそれを実行に移すだけということになります。具体的に言えば、こちらにカウンセリングのお申し込みをする、ということがそれに該当します。

ただ、ここまで辿り着いたにもかかわらず、変わることに対する怖れが再び首をもたげてくることも多々あります。

これはお申し込み後のキャンセルというかたちをとることになります。

そこで感じる怖れのようなものについては、とてもよく理解できます。変化することには、それだけ怖さを伴うからです。

とはいえ、やっと行動に移そうという決心がついたにもかかわらず、キャンセルすることになるのは大変もったいないことだと思います。

こころに関する事ですから、無理強いできるようなものではありません。ただ、こう考えてみたらどうでしょうか？

あなたが死の床にあって、キャンセルしたことを不図思い出して『あー、あの時に変わる決心までしたのに、結局それを実行に移すことができなかった。

怖さを乗り越えることができれば、いろいろ変わることができたはずだし、人生も楽しいものになったかもしれなかったのに、あと一歩が踏み出せなかった』と後悔の念にさいなまれる・・・・。

でも、もうそんな過去を取り戻すことは決してできない・・・。

後悔しない人生を送りたいですね。

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