こんにちは。夢分析の心理カウンセラーやなぎです。

急激に涼しくなってきた今日このごろです。

このような急激な変化では、心身のバランスも崩しやすくなります。

注意したいですね。

さて、少し気が早すぎるようにも思いますが、秋の夜長にピッタリのことについて書こうと思います。

それは・・・

『あなたの人生は誰のものですか？』というものです。

人は社会の中で生きていく存在です。

特に日本人は社会性に関して世界的に特異ともいえる感覚を発展させてきました。

とはいえ、ものごとにはすべからく長所と短所があります。

社会の中で生きることについて繊細な感覚を持つにいたった日本人は、他人の目を気にすることができるという反面、それに縛られてしまうという側面も持ち合わせています。

『私は私だけの判断で生きている！』という方もいると思います。

でも、それは本当でしょうか？

実はわたしたちの思考や感情が、そもそも他人の存在を前提としており、その結果として意外にも他人のために生きているように思われる人生を目のあたりにする、ということがあります。

もちろん、本人はそのことに気づいてはいません。

というのは、そういった前提を暗黙のうちに受け取っていて、当たり前のこととみなしているため、そもそもその前提に疑問を持ちようがないということがあるからです。

また、そういった前提を本人としては受容したくないにも関わらず、周囲の人間（つまり『社会』）から押し付けられていて、それが無意識的なものとなっていたりするということもあるからです。

それでも、あなたの人生はあなたのものだと言えるでしょうか？

ただ、こういった事は、かなり深く自分の心について見つめたり、無意識からのメッセージを受け取る機会があったりしなければ、なかなか気づくことができません。

また、頭では理解できただけではまだ足りません。というのは、感情との結びつきもあるからです。

これを知性的にも感情的にも理解できるようになるには、ある種の体験が必要になることが多いと思います。

その体験が『アハ体験』です。つまり、直接的で深い洞察を得る体験のことです。

ただ、これは自分で体験するしかないのです。

他人がこの体験をしたことを聞いても、それは全く意味がありません。他人からのお説教や説得が有効でないことが多いのはそのためです。

実際に自分の行動、思考、感情を大きく変えるためには、これが重要な役割を果たします。

それを得られるのが、夢分析、インキュベーション法、イメージ法です。

ご自身の人生のその手に取り戻すには、ご自身でそういう体験をすることが重要です。

他の誰かがそれをすることは、あなた以外の誰にもできないのです。

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