最近よく聴くアルバム。このアルバムを買ったのはもう15年前くらいになる。


買った当時はよく聴いていたけど、ここ10年は音楽趣向の変化でほとんど聴いてなかった。


でも最近は自分の中でよくある懐古趣味が発動し(笑)、音楽でも昔よく聴いてたものを引っ張り出したりしている。



僕はここ数年、音楽のサブスクをやっているので、CDを買うことがほとんど無くなった。


でもサブスクって、便利なのは便利なのだけど、なにか味気ない。


CDやカセットテープ、レコードの時もそうだったけど、一度買ったアルバムは、買った以上はそれなりに元を取ろうという心理が働くのか、大抵、ある程度は聴き込む。洋楽の国内盤なんかは、解説や邦訳がついているので、それを読みながら。


そしてそのアルバムには、聴いている当時の思いや心境、気分などが封入される。


でもサブスク音楽では、中々そこまで作品に思い入れを込める事ができない。僕は、ですけどね。感じ方なんて人それぞれだから。


サブスク音楽でも、本当に気に入ったアルバムなんかは、そのCDが欲しくなるし、実際に買っている自分がいる。


サブスクでなければ出会えてなかった作品も沢山あるし、サブスクにはサブスクの良さがある。



話が逸れてしまった(笑)。



ジャクソン・ブラウンの「ソロアコースティックvol.1」。


ライブ盤で、彼の代表曲がずらりと並び、落ち着いた彼のMCと会場の温かい雰囲気と共に、アコースティック曲が彼の弾き語りで、シンプルに演奏されていく。


彼の歌声や語りから伝わってくる「飾らなさ」に今も癒される。そう、この飾り気のなさに僕は惹かれたのだった。


このライブ盤で特に好きなのは「These Days」。傷ついた心を癒やしてくれる。今も、昔も。ユーモラスで温かい導入の語りも大好きだ。




そういえば、このアルバムは早起きして写真撮りに行く車中でよく聴いていた。暗い未明の夜明け時から、徐々に明るくなってくる時間帯がこのアルバムはよく似合う、気がする。



余談ですが、「ソロアコースティックvol.2」も数年後発売され、vol.1ほどじゃないけれど、こちらのアルバムも好きでした。


こちらでは「Sky Blue and Black」が大好き。(元々、オリジナルの同曲が大好きなものでね!」