人気ドラマ「半沢直樹」の新作が制作中、との情報。
原作小説の著者がバンカーだったから、銀行の内部の実情は、なかなかリアルに描かれているのだとは思う。

 

が、なぜか(あえて?)書かれていないこともある。
ヤクザ・・・反社会的勢力の存在と銀行の関係を、全く描いていない。僕は全話見たけど、DVDで。
DVD版だからTV放送版から編集されているのかもしれないけど。

 

日本じゃ大手銀行とああいう勢力は一心同体じゃないの。切り離せない、ズブズブの関係でしょ。

 

メガバンクなんて、今の大学生は、就職したい組織としてぜったい挙げないでしょ。
挙げている学生は、ちょっと、まあ、いわゆる情弱だと思う。

 

 

昔、立ちのきに抗う中華そば屋さんの建物にダンプカーが突っ込んでる映像がニュースで流れたね。
建物内にめり込み煙を上げている、停まったトラックの映像は、不気味で異様で、忘れられない。
あれ、実行したのは地上げ屋の鉄砲玉ヤクザだろうけども、
裏で、その仕事をさせていたのは言うまでもなく、銀行。

作家の司馬遼太郎先生は、ある編集者への手紙のなかで、

「住友は、悪魔になりました。」

と書いている。

 

お金の動くところとヤクザは切り離せない。