不妊治療をはじめて、子宮筋腫摘出の手術を受けたため、予定帝王切開で出産しました!
予定帝王切開だったので、前日に入院しました。
産科の入院病棟は、フロアにガラス張りのドアがあって出るのはできるけど、入るたびにインターンホンを押して鍵を開けてもらわないといけない仕組みでした
コロナ禍で面会は全てできないのは去年から変わらず…生まれても夫が赤ちゃんに会うのは退院してから
帝王切開なので、最短9日の入院生活予定。
出産日をゼロとして母子ともに問題なければ、7日目に退院できるとのこと!
入院生活は昨年の手術のときに経験していたので、自分は1日も早く出たいな…と思うんだろうなと覚悟はしてました。
入院時の付き添いのみ認められていたので夫に荷物を持ってもらい、いざ産科へ!
初のPCR検査を受け、病室へ…おそらく切迫等で入院している出産前の方たちの部屋でした。
術後、また出産後の方達の部屋移動するとのこと
術後のことを覚悟していたので個人部屋を希望していましたが、数も少ないらしく大部屋へ。
荷物の整理や説明を受け、シャワーと最後の晩御飯。
こまめに血圧や血糖値、赤ちゃんの心音を聞いてくれて安心
血糖値測定はしていたけど、インスリンは打たなくていいということでようやくあの注射生活から解放されました
ただ、血糖値が低血糖になっていたらしく、はじめてのブドウ糖を飲むことに…
緊張もありつつ、妊婦生活の夜を過ごしました。
翌日朝食はなし、水分も術前は数時間は取れないので、ぼーっとお腹減ったなぁ…という時間を過ごし、ついに手術準備!
前回同様、浣腸してもらいました…汚い話、ごめんなさい。
いざ手術室まで乗り込みます
赤ちゃんが無事に生まれてきたら、写真を撮ってもらえるということでスマホ持参。
前回もした手術室なので勝手知ったる気分で余裕シャクシャクな感じで手術室へ…ここが全ての始まりでした…
手術室の前室?みたいなところに入り、名前確認や手術の確認や体温測定等をし、オペの看護師さんが迎えに来ました
あれ?男性看護師だ!と思い、出産でも男性看護師さんつくんだ〜と思いつつ、オペ室へ…
自動ドアが開いて、オペ室オープンした瞬間、緊張が襲ってきました
あれ、余裕だと思ったけど…と思いつつ、テキパキと手術台へ。
前回と同じく背中の麻酔や点滴の準備をされつつ、点滴がなかなか入らず、入れ直し…この段階でまた、あれ…怖いかも…とうっすら。
次に背中に麻酔。管を入れた瞬間、左足がピクッとした痛みが一瞬走り、動揺。
痛みがあったことを伝えたが、問題はなさそうでそのまま麻酔継続…
ここら辺から自分の中で動揺し始めました。
着々と準備が進み、目の前に仕切りを立てられたあたりで、恐怖が出てきました…
麻酔の効き具合を試されつつ、周りの看護師さんや先生たちがテキパキと動き、すごく緊張していているのが自分でもわかり…
閉所とか視界が狭いのがすごく苦手で、目の前に仕切られたあたりから呼吸が浅くなるのが自分でもわかり、ちょっと怖いですと声をあげました…
どんどん手術が進み、息苦しくなり、心拍の機械の数値が150叩き出しているのを横目で見つつ、恥ずかしながら、怖いとか無理とか苦しいとか叫びまくってました…いと恥ずかし…
先生は、お母さんがんばってね〜と声をかけつつ、どんどんお腹の方で進んでいる感覚があり…
両方にいる看護師さんが手を握ってくれていて、呼吸は、少しずつ落ち着いてきました…
が、それでも早く終わってくれ…と心から思ってました
取り出します〜という先生の声が聞こえ、逆子だったからか、ゾウさんが!という先生の楽しそうな声が聞こえ、あ、もう出てくるのか…と疲れ切った気分で聞いていたら、ギャン泣きが聞こえ、同時に出てきたよ〜!という声看護師さんたちも元気に泣いてるよと励ましてくれ、泣き声が聞こえた瞬間に泣く私…
38週0日の予定帝王切開と妊娠糖尿病があり、低体重と低血糖の心配がずっとあったので、朦朧としている頭で、体重は…と口走っていたような…
手術には小児科の先生も立ち会ってくれているので、問題があればNICUに入ることは事前に聞いていました
ギャン泣きを聞きつつ待っていると、小児科の先生が、問題もなく元気ですよ〜と顔を出してくれ、看護師さんが横に連れてきてくれました
小さくて顔を真っ赤にして泣いている赤ちゃんを見て、また泣く私…
写真を何枚か看護師さんが撮ってくれて、その間先生がテキパキとお腹を閉じ始めてくれました。
そして、襲ってきた最大級の痛み…胃の辺りが今まで感じたことのないものすごい痛みに襲われ、悶絶…いわゆる後陣痛…辛かった…
横にいた看護師さんに、ごめんなさい、手を握ってもらってもいいですかと言い、いいよ〜と優しいお言葉
麻酔の先生が、取り出しあと、麻酔で寝ることもできると言われていたので聞いてみたら、今寝たら理性なくなって暴れるから無理です〜とあっさり…
最初の足の痛みといい、前の麻酔の先生より厳しめでした…笑
閉じ終わる頃には、痛みも落ち着き、手術台からベッドに移され、病室に戻るまで付き添ってくれた先生と雑談する余裕もありました
部屋へ運ばれる途中、また赤ちゃんを見せてくれて看護師さんが撮影してくれました📷
手術室でもそうだったけど、スマホがAndroidなので、看護師さんたちがカメラ起動に手こずっていました
あと、担当の先生が私の手術を最後に転勤することになっていたんですが、その話を私の腹を開けながら、看護師さんたちと普通に喋っていたり、いつの間にか途中参加してきた院長先生(担当の先生が最後のオペだったので来たっぽい)とおそらく病院の体制について雑談しながら腹を閉じていたのがシュールでした…
手術中って先生たちこんな感じなんだ…と苦しみながらも、おもしろ…と思っていました
まぁでも手術は、寝られるなら寝ていたいとつくづく思った帝王切開でした
こんなパニックになると思っていなかったので、本当に恥ずかしかった
そして、妊娠中に凍結胚も更新したし、いつか第二子もあるのかな…とかぼんやり考えたりしてたけど、術中にもう絶対無理って思ってました…
かなり長文になりましたが、こんな感じの帝王切開でした
不妊治療から出産まで無事に終えられたこと、感謝しています。
不妊治療中、本当にたくさん泣いてたくさん辛い思いをして、ようやく立てたスタート地点。
これからは、子どものことで悩んだり泣いたりすることたくさんあるんだろうなぁ…
ブログを見ていただいた方、いいねをくれた方、ありがとうございました
不妊治療で頑張っている方が救われますように…