話はしばらくさかのぼり、
すい臓がんがわかった時、私は海外にいました。
念願の海外勤務が決まり、希望に満ち溢れていたのです。
当時はコロナ真っ只中。
彼の地へ到着から3週間、ホテルで待機しました。
現地に着いてすぐ、お腹が痛くてたまらなくなり、職場専属の医師へ電話連絡しました。
そして薬を処方してもらい、滞在しているホテルに持ってきてもらいました。
しかし薬を飲んでも痛みはおさまらず、食欲もなく、食べられるものといえばヨーグルト、果物などの軽いもの。
それでも何とかホテルでの待機期間を終え、出勤日となりました。
朝、スーツに着替えようとしたところ、ズボンがブカブカ。
ベルトで調整しようと思ったら、一番細いところでもユルユル。
これはダメだと思い、スーツではないけれど、黒いぴっちりしたズボンを履きました。
職場に到着し、初日なので各所へ挨拶回りをしたのですが、腰が痛くてどうしようもなく、
案内してくれる先輩に申し訳ないと思いつつ、時々座り込んで休みながらやっとのことであいさつを終えました。
いつもは根性で何とかできていたのですが、その時ばかりは何ともならず、おかしいなぁと思ったのです。
続きは次回。お楽しみに!