12人産んだ助産師HISAKOさん、にしじまクリニックさん 副院長 石田先生のまねブログです。
元記事が出た1週間後に書かれたブログ。
子宮筋腫を一般向けに解説したネット情報は多々ありますが、中でもにしじまクリニックさんがまねされたのは、
「専門家が書いた」「最新の」記事だったから、かな。
読者のみなさんに最新の知見を(自分が書いたふうに)届ける試み、正しそうでいて歪んでます。
2020-07-27
元記事
にしじまクリニック
副院長 石田先生
2020-07-20
青 元記事
よく外来で、妊婦健診やがん検診などの時に偶然見つかることが多い子宮筋腫ですが、いきなり筋腫があると言われるとびっくりしてしまう人も少なくありません。
赤 12人産んだ助産師HISAKOさん
子宮筋腫は妊婦健診やがん検診などのときに
偶然見つかることが多いです。
子宮はもともと“平滑筋”という筋肉で大部分ができていますが、その細胞が部分的に異常増殖してできる腫瘍が子宮筋腫と言われます。
子宮はもともと平滑筋という筋肉で
大部分ができていますが、
その細胞が部分的に異常増殖してできる良性腫瘍が子宮筋腫です。
婦人科腫瘍の中では最も頻度が高いと言われており、
婦人科腫瘍の中ではもっとも頻度が高く
30〜40代の女性に多く、女性ホルモンで成長するため雑に言うと生理がある限り少しずつ大きくなってきますが、逆に閉経すると少しずつ小さくなっていきます。
30〜40代の女性の4人に1人に筋腫がある
という統計もあるぐらいポピュラーです。
女性ホルモンで成長するため雑に言うと生理がある限り少しずつ大きくなってきますが、逆に閉経すると少しずつ小さくなっていきます。
筋腫は女性ホルモンの作用を受けることで成長するため
生理がある(排卵がある)かぎり、少しずつ大きくなっていき、
閉経すると自然に小さくなっていきます。
胎盤との位置関係やサイズなどによって妊娠への影響に違いがありますが、一般的には切迫流早産、骨盤位(逆子)、前置胎盤、常位胎盤早期剥離など様々なリスクを上げることが分かっています。
とはいえ、
妊娠がわかってから子宮筋腫が見つかったときには
筋腫の大きさ、胎盤付着部位との位置関係、筋腫の数などによって、
切迫早産や逆子、前置胎盤などの
産科合併症リスクになることもあるので
2人目妊娠前に子宮筋腫が見つかったことは
ある意味ラッキーです!
また、筋腫自体も妊娠中に大きくなることがあり、それに伴って変性痛という強烈な痛みを1〜2週間起こすこともあります。
運良く妊娠できたとしても
妊娠中は女性ホルモンが活性化された状態になるため
一時的に筋腫自体が大きくなることも多く、
しかも妊娠中は出血などのリスクのために原則的に筋腫の治療ができないため特定の患者さんたちにとっては非常に厄介な疾患なのです。
かといって、
妊娠中、血液が充満して毛細血管が増えた子宮は
出血しやすい状態にあるため、
原則的には筋腫の治療はできないんです。
とか言うと、「じゃあ筋腫があったら妊娠しない方がいいってこと!?」と言いたくなりますが、上記の通り婦人科で最も多い腫瘍の一つであり、知らないで抱えている人も結構多いです。実際の子宮筋腫合併妊娠の頻度は12.5%くらいあるという報告もありますが、多くの妊婦さんが筋腫がありながら無事にご出産されていますので、注意して診ていく必要はあるものの、過度に心配しなくてもよいということになります。
妊娠出産に影響なさそうなタイプの筋腫なら
実際、なんの自覚症状もないまま筋腫合併妊娠、
ごく当たり前に出産される女性はたくさんいます。
なので、そんなに心配しなくてもいいかなと思いますよ。
これは一概にお答えするのは難しいですが、一般的にはサイズが5〜6cmを超えるもの、過多月経や月経困難症など症状を起こすもの、また不妊の原因になっていると思われるものなどは手術を含めて積極的に治療を検討することが多いです。
5~6cmを超える大きな筋腫、過多月経や月経困難症、
貧血などの自覚症状があって日常生活に支障をきたしているときや、
筋腫そのものが不妊の原因になっていると思われるものなどは、
妊娠する前に手術を含めて積極的に
治療を検討することが多いですが、
もちろん位置やサイズなんかにも影響されるんですが、特に子宮の中に飛び出してくるタイプはその差が顕著だと言われています 2)。
そして、一番問題になるのは
子宮内膜にできて赤ちゃんが育つ子宮内膜腔に
筋腫が飛び出してくるタイプです。
ただ、子宮筋腫を手術で摘出すると子宮に傷がつき、修復する過程で壁が薄くなることからその後の妊娠で子宮破裂のリスクが高まると言われています。
じゃあ、妊娠前に手術しちゃうべき?
子宮にメスを入れるということは、そこの部分の子宮内膜が
薄くなってしまうことを意味します。
手術のあとすぐ妊娠したりすると薄くなった子宮の壁が
避けてしまう(子宮破裂)リスクが上がるため
また、術後は子宮の傷を治すために半年程度の避妊期間を置くことが多いため、高年齢の患者さんの場合には特別な配慮が必要です。
原則的に術後半年は避妊しなければならなくなるので
妊活待ったなしの高齢の場合にはとくに配慮が必要です。
そういった関係で実際に治療をするかどうか、どのような方法で治療するかは個々の患者さんの状況に応じてご本人と医療者がよく相談をしながら決めることが多いですね。
妊娠前に手術しなければいけない種類の筋腫なのか?
妊娠出産に影響しそうなのか?
見極めた上で、治療せずに先に妊娠するのか、
妊娠前に治療するのかを決めていくことになります
