私の声が届いたら あの黒くよどんだ空は
少しでも晴れてくれるだろうか?
掴んでは煙のように消えていく貴方の虚像に
目ま苦しく日々が過ぎ去っていく
永遠などただのまやかしに過ぎない
命に限りがあるように
人間のできる事も限りがあって
それを知ってもがいて足掻いて
あの空を眺めるしか 術がない
なんて悲しい生き物なんだろう
そう言った私の言葉を悲しそうに見つめて
そっと星の手で私の顔を覆い隠した
「何が見える?」その声に私は「暗い」としか答えなかった
本当は流れ星が見えていたのに
それを知ってかあなたはニッコリと笑って
「君には星が必要で、誰かも君の輝きが必要なんだよ」
そう言ってくれたあなた
何を言っていたのか分からなかったけど
今なら少しだけわかってきた
もう一度、あなたに会いたいと願う
けれど、もう遅い
でも、貴方は変わらず空の星のように
輝き続けている人
今も変わらず 誰か見知らぬ人の隣で
笑っていてください。




