今日は前回の続きとなりますが、
「ヤミ金で借りる人間がそんなにいるのか?」
って思う人は沢山いると思いますが、自分だけの感覚で考えればそう考えるのが普通。
しかし、自己破産、多重債務者の人間の数は想像以上にいるんですよねぇ。ビックリするくらい。
私がこの業界に入った頃はまだ全国規模での営業ではなく、関東圏内のみの営業でした。
関東圏内ということで、貸付する際ほとんどの客は事務所に来店し、直接顔を会わせての接客でした。
集客するために名簿屋から関東圏内の多重債務者や破産者のリストを購入し、D.M(ダイレクトメール)を大量に発送するんですが、この名簿がかなり重要!これで店の売り上げが決まるといっても過言ではないのです。
いくらデザインや内容が良いD.Mを作っても、この名簿ひとつで左右されるのです。
名簿屋の数も当時は結構あって、その中から良い名簿屋を捜すのがヤミ金として重要な仕事のひとつとされていました。
例えば大当たりの名簿でD.Mを大量に撒くと、次の日の朝から何日かは電話が鳴りっぱなし、しかも前に触れたように当時ほとんどの客は直接来店させていたので、事務所の外にも客がD.Mを握りしめて並んでいるという状態になるくらいです。
この状況を初めて目にしたときはホントにびっくりで、自分の感覚がコロッと変わりました。