このブログにはこの記事しか書きません。

 

パチンコやめられなくて苦しんでいる人の助けにすらならないかもしないけど、こんな事もあるんだよという日記・メモ的な記事です。世の中には様々な依存脱出を謳う方法が溢れています、その方法を実際に行ってみて本当に辞められたら苦労しないと思いませんか?別にこの記事は私のパチンコのやめ方をお薦めするような内容ではありません。ただ頭の片隅に一瞬でも留めておいて頂けたらと思います。

 

【パチンコ歴を簡単に】

私は「パチンコやめたい」と常に思いながら20年もズルズル打ってきました。

初めて打ったのは20歳の頃に、成人を迎えた大人のたしなみという感じで友達と軽いノリでした…そしてその時に1万円勝ってしまったのが全ての元凶、ハンドルを軽く握っているだけでお金が手に入ってしまう喜びと興奮を覚えてしまいました。

その後ちょっとしてから「必殺仕事人(激闘編?)」が楽しくて楽しくてこれで完全にのめり込みました。生活費も込みで給料の大半を突っ込んでいた時期も長い期間あります。

 

パチンコを打つために友達・恋人・家族に嘘をつく事も増え、作った借金は500万を超えました。世の中で過払い金請求の話題が全盛だったころに私も弁護士さんにお世話になりました、こちらを無事に完済したもののその間もパチンコはやめられず。もう借りられないので自らの給料を使い切る日々。生き延びるために危ない橋を渡る事もありました、こんな私は珍しい存在ではなく世の中にごまんといるでしょう。

 

【やめられた理由】

私は今パチンコを打たなくなって半年以上が経ちました。自転車操業で毎日パチンコ沼にハマっていた私なのに、この間に行きたい・打ちたいと思ったことは一度も無いし、もう一生行かないと神に誓えるくらい劇的でしょうもない出来事がありました。やめられた理由は大きく2つあります。

 

【理由その1】

まず私自身が体調を崩した事が大きいです。

これもパチンコやパチスロを打つ人の間で聞いたことがあるかもしれないのですが、熱いリーチや確変・STに入ると具合が悪くなるという呪いのような症状が出るようになっていました。ここでは細かく書きませんが所謂「自律神経失調症」というやつです。

例えば赤保留(緑でもいい)とか熱い演出が来ますよね、それが出現すると心臓が体から飛び出るんじゃないかという程の動悸がしたり、眩暈・過呼吸に襲われるようになりました。座っていられないくらい症状がキツイ事もしばしばあり、辛過ぎて確変やSTに入っても店員に事情を話して帰らせてもらう事が多くなってきました。目(瞳孔)の調節機能がおかしくなっている時もあり、光量最弱でも強い光で前を見てられないなんて事もありました。

しかし、20年もやっていると習慣化されてますので辛くなると分かっていても行ってしまうんですよね。

 

…そんな症状が続いて苦しかった半年前のある日、パチ屋で事件が起こりました。

私ではなく隣に座って打っていた見ず知らずの男性が突然泡を吹いて倒れてしまいました。私はスグ店員を呼びに走り、店員が救急車を呼びストレッチャーで運ばれていきました。周りの客は我関せずという感じで打ち続けており、私はその状況を見て急に怖くなり退店しました。

隣人が台パンしたり破壊行為をやらかしたりとか20年間でいろんなことを目撃してきましたが、人が倒れても周囲が無反応だった薄情さに悲しくなった事と、明日は我が身か・・・?という気持ちがこみ上げてきて「こんな所で〇にたくない」と強く強く思うようになりました。

私はこの日以来一度もパチ屋には行っていません。

 

【理由その2】

めちゃくちゃしょうもない理由だけど、理由その1の出来事に加えてこれが決定打になりました。

これと同時期に某フリマサイトで出品を始めた事です、断捨離をしたかっただけなんですけどね。こんな物が売れるのか?というような物でもサクッと売れる事があって驚くのですが、例えば300円で出品したものが売れるとフリマサイトが経費として1割を持っていく訳です、そこから更に相手へ送るための送料を差し引くと100円くらいのお金が入って来ます。

働いて湯水のように何万もの給料を20年使ってきた私ですが、売れそうな文言を考え、美しく写るように撮影をし、購入者と気を遣いながらやり取りをして、出品物を綺麗に清掃して、梱包をして、荷物の状況や出品物に問題が無かったか等々…いろんな事を気にしながら稼いだ100円の価値がとても重く尊いと思えたのです。

 

300円で売って100円の利益。

正直言って利益自体は少額過ぎるしどう考えても時間効率も悪い…そんな事は解っているのですが、たった125玉で500円が一瞬で無くなってしまう金銭感覚の方がアホ臭さ過ぎてパチ屋へ全く行く気にならなくなりました。働いて得られるお給料とは全く違う感情が芽生えた事に自分でも驚きました。

 

【まとめ】

そもそも自分にとってパチンコって楽しかったのか?と問うと答えはNOで、はっきり言って勝ってお金を得たいから打っていただけです。

演出が楽しいと思っている人の事を否定する気はありません、パチ屋の雰囲気が好きという人も居るでしょう、退屈しのぎ、趣味、別に打つ理由は何だって構わないし否定しません。依存は「やめたい!」「やめなきゃ!」と思ってやめられるほど簡単なものでもないのは私もよく分かります、何度も脱出に失敗していますので。誰か(例えば親族)に申し訳ないとか、自分が情けないと思う気持ちとか、散財した強い後悔の念とか、そんな事でやめられたら依存症なんかにならないと思います。

私の場合は依存だったけど体調崩して行けなくなった事(強制引退)と、お金の価値観が突然変わる出来事があったという偶然が重なっただけの事です。何がキッカケでその時が来るのか分からないものですね、誰しも突然パチンコをやめざるを得ない時が来る可能性はあります。

 

余談ですが、アドバイスではないですけど今改めて思うのは「パチンコ・パチスロ系の実践動画」は見ない方が良いです、あれは依存になっている人ほど悪影響でしかありません。動画内で勝っていようが負けていようが自分の金ではないので痛みが無く、最近は演者や編集が面白かったりするので見たら行きたい気持ちになるのは分かります。本当にやめたかったらまずコレから始めるべきだと思います、そしてパチ屋に近寄らない、没頭できる別の趣味を探す…昔から言われている基本的な事ですよね。それを実行するのが難しいのですが。