近年、マスメディアを使った広告の効果が薄れていると聞く。自身が会社員であった10数年位前には、GRP(Gross Rating Point)を全面に出し、製品をアピールしていたものである。これは、視聴率xCM本数であり、ゴールデンに多くの本数を流せば、数千GRPという数字になり、製品をアピールする際に大きなアドバンテージとなる。
最近のCMを見て何か気付くことはないだろうか?意外性があるというか、癖が強いという言葉が当てはまる。2017年のCMトップ10では、1位がau、2位がUQモバイル、3位がタウンワーク、4位がNTTといった具合である。どれを見ても、耳に残るしそれぞれの世界観を持っている。そして、意外性もあるだろう。
逆に有名人を使用せず、しかしながら気になるCMも存在する。その代表がトリバゴの白人女性であるし、トヨタ自動車の大村彩子さんであろう。地方のみ流れているCMでも、ネット上で話題になっているものも少なくない。
若者のテレビ離れは言われて久しい。しかし、日本の人口で見ると最も多い年代は、40代と60代で団塊の世代とその子供世代である。また、日本の平均年齢の中央値は46歳でもある。この年代はテレビ世代であり、日本経済を牽引している。テレビCMの効果の是非は再考の余地があるのではないだろうか。