この連休は、2日続けて、牛田智大さんと角野隼人さん、今をときめくお二人のコンチェルトを聴けるという💓なんと素晴らしい贅沢な連休💕


第一日目の今日は牛田智大さん

今日の公演は、グリーグにシベリウスと、北欧の空気包まれ、北欧の澄んだ透明感溢れる風景が目の前に広がる曲目…


牛田君の紡ぐ一音一音はとても繊細で、かつ壮大な自然を思わせるフレーズ感に溢れ、その音色の変化、空気の変化に、目を…いや、耳を片時も離せず釘付け。


やっぱり北欧の音楽も美術も景色も、好きだなぁ…(寒いの嫌いなのに💦)




彼のソロのアンコールの樅の木は、静かに達観した高みから神が語りかけるようでした。

北欧で樅の木は、死の象徴。シベリウスの部屋の前に樅の木があって、それをシベリウスは毎日見て、生と死について考えていた…

生と死の、その渦中でもがくのでかく、天から神が語りかけるようなその音楽が素晴らしすぎて…


そして‼️

素敵なハプニングが…


演奏を終えた牛田さん、後半のシベリウスの交響曲を聴くのに、なんと会場にっ!

席を探す彼が、目の前にっ!手を伸ばせば届きそう…(いや、掴んだら不審者で取り押さえられるから😅)

係員に案内され、少し先の席に座り…


小さな頃の彼の演奏も聴いたけれど、大人になった彼の、その人間性溢れる真っ直ぐに向き合う、その音色も音楽も、本当に素晴らしかった。


北欧は、キラキラした昼間が夜になると真っ暗な闇になる。北欧の春は、特に、雪解けして新緑の季節にキラキラと輝くのに、夜になると、ベールをかけた様な真っ暗な闇に覆われて…

樅の木がたくさんあって…


日常の中で、昼と夜に生と死を感じずにはいられないのだろうな……




そして、ずっと買いそびれていたショパンのCDも買ってきてしまった。

(嬉しい😆)