立ち尽くし行き交う交差点のように通り過ぎてゆく


広い部屋にまたひとりいて助けて助けてと言っても

誰も聴こえやしない、やがて叫ぶことも
声を出すことも出来なくなり、
壁にはもがいた血のあとが残る

その扉を開けて行くのは自分自身か?

​扉を開けたその先に裸足で駆け抜け

その傷みを知り愛を知り愛を感じても

また遠い旅へ行ってしまう

二度と戻らぬ足跡が、血の跡を塗り替えていく

痛みと愛の境界線で、

私はただの私として生きていくために。