薬剤候補の続きです。

 

セカンドオピニオンでの推奨は”イリノテカン・テモゾロミド併用療法(以下、IT療法)”。

4/20のCT結果より、腫瘍が増大しており病状進行と判断し、

VAC-IEからIT療法への切り替えを第一推奨とするとのことでした。

 

IT療法を推奨する理由は、再発又は難治性のユーイング肉腫への有用性のデータがあり、保険適用であること。

ネット検索すると下記の記事や論文がでてきます。但し、論文ではユーイング肉腫の3例に対する結果であり、

母数はとても少ないのが現状だと思います。その病院では、3~4人/12人中で効果があるレベルとのこと。

 

MSD、抗悪性腫瘍剤「テモダール」がイリノテカン併用のユーイング肉腫に対する効能・効果の一部変更承認を取得 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

難治性固形腫瘍に対するイリノテカン・テモゾロミド併用療法 (jst.go.jp)

 

IT療法

・投与方法:点滴

・投与スケジュール:5日間投与/2日間休薬/5日間投与の合計10日間を3週間毎に実施

・一般的な副作用:好中球減少、血小板減少、下痢(人によると思うが、他の薬と比べると下痢が主だって現れるとのこと)

・保険適用:有