いろいろなお声を頂きました
割合の単元喜んで頂けたようです
嬉しい
まずはFacebookのコメントから
「ありがとうございます!タイムリーな内容でした。
(*´∀`*)
比例に入る前に、割合をもう一度しっかりやろうと思い、
先日、割合を中心にまとめた問題集を購入しました。
子供に見せてみると、やりたがったので、一応説明を・・・と思い
本の解説通りに話したのですが、何か足りないような?
何を何で割るのか?私の説明で本当にわかったのだろうか?
本質的な事を説明できていないのでは?と不安になりました。
子供は本人なりに理解したのか問題を解いていくのですが、
私の方が本当に理解できているのかわからなくなってしまいました。
今回、記事を読ませて頂いて、
自分が説明できていなかったのは、
割り算の本当の意味をわかっていなかったからだと気づけました。
10÷2=5は、10は2の5倍ということ、かけ算の逆とはそういう意味なのですね。
速度、距離と同じように公式化できることも教えて頂いて、ありがとうございます。
びっくり!便利!です。
明日早速、割り算の意味を説明して、この公式を使って一緒に問題を解いてみたいと思います!
本当に勉強になりました。ありがとうございました。(∩´∀`∩)」
お役に立つ事が出来て嬉しいです
そして他の方からは質問も頂きました
ご説明します
まず頂いたコメントです
「リクエストに応えてくれて感謝です!
そこで。。。生徒になってみましたー。
センセ、質問 ↓↓ココカラ
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10÷2=5
10は2の何倍かを求めるものです
10を2個に分けたものではありません。
10という大きさは2をもとにすると何倍かが出て来るのです。
_______________
ココ↑↑↑
どうして2が元になる数字なんですか?10が元になる数字ではないのですか?
2÷10なら2は10の何倍かがでるんですね。それはどういう時ですか。
10÷2はどうして10を2個に分けたものではないのですか。
10個のミカンを二人で分けたら何個ですか、っていう時に、
この式を使うので分からなくなりました。
この前の学校のテストで
「野球の試合を15回して6回勝ったチームの、勝った割合を求めなさい」
というのがありました。
これには「は」も「の」も使ってなくて、どうしたらいいんですか(´;ω;`)
--------------------------------------------以上です。
ご質問ありがとうございます
ではお応えします
10÷2
どちらがもとになるのか
図でご説明します
10という数は2をもとにすると何倍か
2が基準となっています
10は比べられる側です
低学年の問題では
10個のみかんを2個ずつ袋に入れると何袋で来ますか
なんて問題がありますね
この時は確かに10を2で割ります
出て来た答えに5袋と書いて正解ですが
やはり2個の5倍出来ているのです
またご質問にありました2人で食べる時は
確かに一人分が5個になります
この場合単位に注目してみてください
個を人で割っていますから倍にはなりません
割り算の応用になりますね
これをサンクス・ワンでは分け算と呼んでいます(オリジナル)
そして2÷10も同じです
○○は
○○○○○○○○○○
から見ると五分の一
小数にすると0.2
歩合で言えば2割
百分率では20%
もとになるものを1と考えて0.2に当たるということです
日常小数はほとんど使いませんね
例えば
今日はお菓子を食べちゃったから
ご飯は0.7位にして
(これは7分目で済みますが)
または1..25くらいよそってなんて言われたらムッとしちゃいますよ
フランス人が考え出したと言われる小数
便利ではありますが日常的では無いですね
ですから算数の中で答えが1より小さくなることに慣れていないと
分からなくなりやすいです
要注意
さて最後
「野球の試合を15回して6回勝ったチームの、勝った割合を求めなさい」
この中に判断材料があります
この図の中に書きました「もとにする量」の欄を見てください
1又は全体
あるいは定価など
全体が15回
その中の6回ですからそれが部分の量です
それで常にもとで割って割合を出します
6÷15=0.4または五分の二
4割・40%の事です
もとと言う言葉は算数のこの単元だけに通用するのではなく
基準とするものの事です
新幹線の乗車率も
椅子に座れる人数を基準としてそれ以上に人が乗車すれば
120%などと言う事になります
基準値を決めそれ以上かそれ以下かを求めるのが
算数の単元の割合だということです
いかがでしょうか
納得して頂けましたでしょうか
合点
ご参加ありがとうございました
ではまた
ごきげんよう