【プロ野球】統一球導入の本来の目的「国際試合への対応」は、そもそも不可能だった
スポーツの枠を飛び越え、一般ニュースとして連日取り上げられたプロ野球の「統一球」問題。6月28日には都内で第三者委員会の初会合が開かれたものの、内容に関しては非公開。9月末の最終報告書提出まで、すべては伏せられたままになりそうだ。
この第三者委員会による調査がどこまで真相に迫るかはともかく、これをもって「一応の解決」となるだろう。昨シーズンよりボールが飛ぶようになって、打撃戦も増えた。その影響があったかどうかは不明だが、交流戦終了時点での観客動員数がセ・パともに昨年より伸びたこともあり、12球団も「めでたしめでたし」で収束させるかもしれない。
しかし実は、最も重要なポイントはほかにある。問題の発覚後、楽天のエース・田中将大が、それを見事に言い表している。
「(統一球は)『国際試合に違和感なく入れるように』ということで採用したのに、今は打球が飛ぶ、飛ばないの話になって論点がずれている。今年のWBCのボールも、統一球とは触り心地が全然違った。(導入は)意味がなかったのかな、と思う」
国際試合で使用されるボールは、日本のプロ野球で使用していたボールとは革質が異なり、「滑りやすい」との声が選手から多く上がっていた。当然、投手も野手もスローイングに微妙なズレが出てしまい、結果、故障にもつながりかねないという懸念があった。
こうした点を改善すべく、球団間で異なっていた使用球を、国際球に近づけたボールで“統一”しようというのが、統一球導入の本来の趣旨だったはずだ。田中投手が言うように、飛ばないボールにすることが目的ではなかったのである。
ところが、今年3月の第3回WBCでも、相変わらず投手たちから違和感を訴える声が続出した。
「それでも内海(巨人)や田中らは前回大会の経験があるので、まだなんとか対応できていました。しかし、国際大会初参加の牧田(西武)や森福(ソフトバンク)などは、最後まで本来の投球ができなかったと漏らしています」(スポーツ紙デスク)
野球用具メーカー関係者は、旧来の使用球と統一球の違いをこう説明する。
「日本の従来のボールは上質の牛革を使用していて、手にしっとりなじむような感覚だった。統一球は滑る国際球に近づけるため、わざわざ革のグレードを落とすなどの対策をした」
しかし、それもムダな努力だった。第3回WBCの某スタッフは、今年1月の時点でこんな不安を口にしていたという。
「もし同じボールだとしても、日本のドーム球場と、アメリカ西海岸の乾燥した屋外型球場とでは握ったときの感覚はまったく違う。日本の統一球と国際球はメーカーも違うし、違和感がなくなるとはとても思えない」
元も子もないが、風土が異なるのだから同じボールでも使用感までは統一できない。まして、製造メーカーを統一する気もなかったのだから、違和感があって当然。「国際試合に違和感なく臨むための統一球」をつくること自体、最初から不可能な話だったのだ。
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体操の内村選手が初の全日本体操6連覇
体操の世界選手権(9月30日開幕、ベルギー・アントワープ)の第2次選考会を
兼ねた個人総合の全日本選手権・最終日が12日、東京・国立代々木競技場で行われ、
男子では初日にトップに立った内村航平(KONAMI)が6種目2日間総合182.350点で、
史上初の6連覇を達成した。女子は笹田夏実(帝京高)が4種目の合計55.500点で初優
勝を飾った。
すでに世界選手権代表に決まっている内村選手は、あん馬で落下するミスがあったものの、
決勝で行った6種目のうち5種目で15点超えを記録。2位の加藤凌平(順天堂大学)に
3.500点差をつけての圧勝だった。
試合後、内村選手は「2日間でミスが1つだけだったのは良かった。
耐え抜いて演技した結果が6連覇につながったと思う」と笑顔で話した。
(byスポーツナビ)
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ダルビッシュが6勝目=青木は4号ソロ—米大リーグ
【ヒューストン時事】米大リーグは11日、各地で行われ、レンジャーズのダルビッシュはアストロズ戦に先発し、7回を3安打3失点、3四球8奪三振で6勝目(1敗)を挙げた。ドミンゲスに2打席連続の本塁打を許したが味方が逆転。六回には大リーグ通算300奪三振を記録した。チームは8—7で勝ち3連勝。
ヤンキースのイチローはロイヤルズ戦に5番右翼で出場し、4打数無安打。ヤンキースが3—2で勝ち4連勝とした。ブルワーズの青木はレッズ戦に1番右翼で出場し、4号ソロ本塁打を放ち5打数1安打1打点。
レッドソックスの田沢はブルージェイズ戦で同点の九回に登板し、決勝のソロ本塁打を浴びて2敗目(2勝)を喫した。ブルージェイズの川崎は9番遊撃で出場し3打数無安打、1失策だった。
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