こんばんは、みなみです。
 

 いきなり暗い感じの話ガックリ・・・で恐縮ですが、

親にかけられた暗示を、知らず知らず、

引きずっている

ことって、ありませんか??


 なぜか、ふと思い出したのですが、

私、学生の頃、いろんなアルバイトをやっていました。


 教育系、単純作業系から、サービス系まで。


 でも、大学に入って、初めてアルバイトをするまでは、

家庭教師を少し、するくらいのつもりでした。


 入学前、母親がよく言っていたからです。

「アルバイトもお小遣いを稼ぐ程度には、してほしいけど、

あんたは、人見知りで、愛想もないし、気も利かないから、

店で働くなどはムリ!

家庭教師をすればいい」

と。


 だから私も自分のことを、

「人見知りで、愛想もないし、気も利かないから

多くの人に会わなくて済んで、てきぱきと何かをしなくて済むような

アルバイトしかできない」


と思っていました。

 
 小さい頃は、お客さんが来ると、

タンスの中に隠れていたしこそ・・

高校生くらいになっても、親戚の人と会うのが苦手でしたわ。

 
 姉は、子供の頃から、きちんと受け答えできる子だったから、

母からみれば、私は余計、頼りなく見えたのでしょう。
  


 けれでも、多くの人に会わなくて済みそうで、

マイペースでできそうで、かつ、

時給も良い家庭教師のアルバイトを見つけるのは、

至難の業でした。


 私が学生時代に住んでいた地域には、

同じ大学の学生がうじゃうじゃ。

 供給の方があふれていて、つてがない限り、

私には回って来ないんです。


 一方、店舗や食堂などのサービス系のアルバイトは、いくらでもありました。

 友達はパン屋さん食パンでアルバイトを始めたというし、

私は焦りました。


「私は愛想もないし、気も利かないし、人見知りだけど、

それを克服しなければ!」



 
 そこで、働き始めたのは、

世界的に有名な鶏肉屋さんケンタッキーww


 最初は、笑顔で「いらっしゃいませ♡

というのですら、ド緊張(゚_゚i)



 「愛想笑い」ってものを、したことがなかったからですねww


 でも、これが転機になりました。


 チェーン店ではどこでもそうだと思いますが、

マニュアルがしっかりしているので、

誰でも作業ができるようになるのです。


 挨拶から、お客様対応、スタッフへの伝達、チキンの並べ方、

掃除の手順など、あらゆることがマニュアル化されていて、

なぜそうするのか、理由と合わせて教えてもらえるので、

一通り覚えれば、どんな売店でも働けると思います。


 そういうわけで、ケンタッキーで半年ほど修行した後は、

京都の観光名所の土産物売り場、

スーパーやイベント会場で

あらゆるものを販売したり、

街頭でアンケートを取ったり、

ミニスカでティッシュ配りをしたりww


 最終的には、大学院での学費や生活費を稼ぐため、

祇園の会員制クラブハートで働くまでになっていましたww。


 家庭教師と同じ時給で、長時間働けるから、

本当に儲かりました

いえ、助かりました(笑)



 母にかけられた暗示のような、

「人見知りで、愛想もないし、気も利かないから、店で働くなどはムリ」

というセルフイメージは、いつの間にか、完全に覆っていたのです。


 といっても、覆ったのは、アルバイトや仕事のときだけで、

本質は変わらないですけどね、

テンション低いしww


<まとめ>

「それはないわ、をやってみる」のは、

いつもイヤなことが起こってしまう、

といったパターン崩しだけでなく、

セルフイメージの書き換えにも有効みたい(ノ´▽`)ノ


↑学生時代・・・と言いながらこの写真だと、
あんた、いくつやねん!?って感じですねww
 これ、10年位前に祇園で撮った写真ですわ。
 祇園の風景は、昔とあまり変わらないのかもしれません。