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ねずさんのブログよりの転載です。

http://nezu3344.com/blog-entry-4376.html#more

 

人の本体は御魂《霊(ひ)》にあり、肉体はその乗り物にすぎないということは、古来我が国で言われ続けてきたことです。
鍛えるためには、負荷が必要です。
その負荷となる人生を選択するのか、それとも成長する人生を選択するのかは、個人の生き方の問題です。

 

 

「悪」とは何でしょうか。
どのようなものを言うのでしょうか。

様々な定義があろうと思いますが、その中で、特にわかりやすいのがニーチェです。
ニーチェは
「悪とは
 人の名誉を奪う
 ことである」

と述べています。

他人の名誉を平然と傷つけ奪うのは悪です。
無差別なウイグル、内モンゴル、法輪功への弾圧行為や、反日であれば何をしても許されるとばかり他所の国の総理の写真に火をつけたり、他国の国旗を集団で踏みつけるようなパフォーマンスをすることなどは、いずれも他人の名誉を奪う行為です。
すなわち悪です。

たとえば学校でいじめを受けた。
それは名誉を奪われたことですから悪です。
けれど、だからといって相手の名誉を傷つける行為に出れば、それもまた悪です。
名誉を奪い他人に恥辱を与える悪者の名誉を奪いに行く行為だからです。

昨今ではネット上で匿名で人を中傷することが盛んに行われていますが、だからといって相手を逆に中傷すれば、それもまた悪です。
多くの場合、いじめる側は罪悪感を持ちません。
むしろ正義感で行っていることが多い。
けれど、いじめを受けたからと、やり返そうとする側は罪悪感を持ちます。
罪悪感を感じずに他人の名誉を奪う者と、罪悪感を感じながら名誉を奪う者では、勝敗は明らかです。
後者に勝ち目はありません。


では、名誉を奪われたとき、私達はどのようにしたら良いのでしょうか。

 

実はその答えはひとつしかありません。
名誉を奪われたのです。
それなら、また新たに名誉を築いていかなければなりません。
それはとっても時間のかかることです。
5年かかるか、10年かかるか。
もしかすると40年、50年かかるかもしれない。
まさに破壊は一瞬、建設は長い年月の死闘です。

それでも努力して自己の名誉を築き続けていく。
これが「魂の成長」です。

それをしないで、ただ他人の批判だけに終始するだけなら負け犬です。
それだけです。

肉体を鍛えて、ボディビルダーやシュワルツェネッガーさんや、ドウェイン・ジョンソンさんのようなムキムの筋肉マンになろうとしても、あれだけの肉体にするには3〜40年間、毎日ジムに通わなければならないのだそうです。
2〜3日で簡単に筋肉を付けることなど誰にもできない。
けれどそれを毎日といわず、週2回程度でも続けていけば、数年の後には誰でも人並み以上のボディをつくることができます。
途中で辞めれば、もとのもくあみです。

ヨガも同じです。
1〜2週間で熟達者のようなことはできません。
けれど、続けていくことで、一定のことは誰でも必ずできるようになります。
途中で辞めたら、それで終わりです。

風邪をひいたら薬を飲みますが、一瞬で完治することなど絶対にできません。
少しずつ悪くなって、あるとき発症し、治るときもやはり少しずつです。

これらの事実が意味していることは、ひとつです。
それは、
「名誉を奪われることは、
 自分にとっての
 成長の大チャンスである」
ということです。

世の中には、生まれたときから大金持ちの家に生まれる人もいます。
貧しい家に生まれる人もいます。
けれど、数十年の後、前者が貧困に至り、後者が成功者となって大邸宅に住むようになるといったことは、世の中に普通にあることです。
何が違うのか。
答えは簡単です。
どんな方向を目指して日々を重ねてきたかの結果です。

2020年は「うるう年」で、2月が29日まであります。
うるう年は4年に1度やってきますが、それは1年の長さが、本当は365日ではなくて、365.24219日だからです。
0.24219日というのは、およそ6時間です。
一日あたりですと、およそ14秒。
その、たった14秒が4年積み重なると、1日になります。
40年で10日、400年で100日、4千年で3年、4万年で30年、4億年経つと3万年の違いになります。
もちろん人間の寿命は、そんなに長いものではありませんが、魂は永遠です。
輪廻を繰り返す自分の魂を、どのような魂にしていくのか。
それは自分自身の選択です。

人の本体は御魂《霊(ひ)》にあり、肉体はその乗り物にすぎないということは、古来我が国で言われ続けてきたことです。
鍛えるためには、負荷が必要です。
その負荷となる人生を選択するのか、それとも成長する人生を選択するのかは、個人の生き方の問題です。

 

お読みくださり有難うございます。

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