次代に残したいもの
本日、いつも表紙の写真を提供いただいている
西田さんが来社されました。
西田さんは、現在「やまとびと」で
「村の灯り」の頁で廃校になった小学校を訪ねて歩いたり
最近、出版した写真集
「大和から もうひとつ つたえたいこと」
では、奈良県内に点在する戦争遺跡を訪ねたりするなど
独特の視点で奈良を見ているひとです。
今日は次回の表紙の写真などをお持ちいただきました。
いろいろ話をしているうちに村の祭りや庚申さんなどの話題に。
「こんなことやってて、結局、僕は何になりたいんだろう」
と笑っておられましたが
きっと「次代に残したいものがある」という想いがあるから
いろいろ頑張れるんですよね！
不肖、私めもその心意気、よくわかります！
さあ、次号にむけてバンガロー！（誤植）
巻向駅 振り返り
はじめまして！
”古代やまと環状線日記”を書いているつちやゆうこです
いつもたくさんの方に読んでいただき、ありがとうございます。
「読んでるよ～
」って言われることの嬉しさは、格別のものです。
これからも、ブログともどもよろしくお願いします。
さて、私は夏の暑さが大の苦手・・・
この時期のおさんぽは非常に大変です
今回の旅は巻向駅。
私の地元・桜井市についに入るということで
気合は十分だったのですが、なんせ真夏です・・・。
珠城山古墳の上でも箸墓古墳のほとりでも、滝のように汗をかきながら
ぐったりと歩いてきました。
でも、このあたりは纒向遺跡一帯で、
掘るたび新しい遺物に出会える貴重な場所なのです。
そして、穴師坐兵主神社社務所からの眺めは、
大和平野を見下ろし、景行天皇陵も見渡せて
日本一すばらしい眺めだとも言われています。
「日本一」かどうかはおいといて、とっても素朴で懐かしい光景に思えます。
ここに邪馬台国が・・・？と考えるのも楽しいです。
近くには、日本書紀にも記されている日本最古の道「山の辺の道」もあります。
これからの時期は、ハイキングにもってこいです
ぜひ一度お出かけくださいね。
穴師はみかんの産地です。
もう少ししたらそこここの山がみかん色になります。
山の辺の道を歩く人たちとみかん狩りに来る人たちで、
秋はこの辺りが一番活気付くときかもしれません。
穴師のみかんは甘くておいしいですよ
そうそう。
最古の木製仮面を見に桜井市立埋蔵文化財センターにも行って
発掘調査員の方にお話を聞いてきたのですが、
ステキな仕事ですよね。
いつどこでどんなモノに出会えるかわからないという
気の遠くなる作業ではあるけれど、古墳時代の遺構や遺物を
土の中から見つけ出すってほんとすごいなーと感じました。
センターでの木製仮面の展示は１０月５日（日）までです。
口を開いたちょっと怖い仮面・・・
どうぞご覧ください
やまとびと秋号（Vol.34） 本日発行!!
皆さん、たいへんお待たせいたしました！
本日付けで、やまとびと秋号（Vol.34）が発行いたしました。
取材などで本誌に携わっていただいた皆さん
本当にありがとうございました。
↓↓できたてほやほやですよ。
今回の号は取材と制作が印刷直前ギリギリまでかかりました。
そのうえ、お盆を挟む日程だったため
外は猛暑なのに内心ヒヤヒヤ、肝だめし状態・・・。
しかし！
ギリギリとはいえ、セーフはセーフです！
なんやかんやで無事に発行と相成りまして
スタッフ一同ホッと胸をなでおろしています。
さてさて、気になる
やまとびと秋号（Vol.34）のラインナップは・・・
○神々の降る里・かつらぎ山麓紀行
「ススキ提灯と大和の伝承」についての特集。
○新連載「菟田野カエデのたより」
カエデ研究家の矢野正善さんのインタビュー。
次号から連載開始!!
○ほっこり味自慢
奈良県五條市にある「パン工房ヤムヤム」をご紹介。
○読み聞かせのための 新作大和昔ばなし
第2回 「そこのけそこのけ」
○「桜井好日」
映画作家の河瀬直美さんが
大和桜井を舞台に書き下ろす第3回目は
「桜井駅前商店街界隈と等彌神社」。
○やまとのこころ
「大和の宝もん―奈良人形-」
○五條吉野路 ぶらり探訪 6
～黒滝村を訪ねて～
○古代やまと環状線日記
第8回「巻向駅」日本最古の木製仮面も掲載！
○村の灯り-地域と学校-
第3回 「旧大塔村」
・・・などなど、もりだくさんの内容でお届けしています。
今回のやまとびとの取材裏話・エピソード等は
担当スタッフが、なしくずし的にご紹介していきます。
（・・・ただし！あくまで予定！！）
ぜひぜひ、こまめにチェックしてみてください。
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