狐の鳴き声（不思議な話）

夜、多分3時くらいではないかと思うんですが、
寝ていると私の顏の1ｍ斜め上くらいで
高さは床から50センチくらいの
何もない空中から音がしてきて、
私は瞼を開けないまま、目覚めたのです。

その音というのは、
洗面所にある様な、うがい用の
薄いプラスチックのコップの側面を、
お箸くらいの細い棒で叩く様な音なのです。

読経の時の木魚のリズムの様な感覚で、
コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンと
鳴り続けているのです。

怖くはないのですが、
何の音？と
すごく思い、気のせいにして無かった事にしたいにも、
その音は鳴り続けているのです。

不思議な音がした時に、それを
確認するか、しないかは人それぞれだと思いますが、
この時の私は見ないと決めたのです。

目を開けて見るか、見まいか色々考えていると、
数分位で、その音は止まったので、
そのまま眠ろうとしましたが、
なかなか寝付けず、気がついたら朝だったのですが、

朝起きたら、私の頭は、
カウンセリング（霊的感覚を使って）を仕事をした
後の様な状態になっていて、
爽やかな目覚めとは違いました。

それから数日後、はっと思った事があったのです。

日本では昔から狐の鳴き声は
昔話などではコンコンと表現される事が多いですが、
ラップ音って、色んな音がありますが、

言葉にするなら、コンコンと表現できる音は多いと私は思うのです。

昔はスピリチュアルについて、色々が知られておらず、
情報が少ない中、
理解できないものを、狐やタヌキのせいにする事は、
多かったのだろうなと私は思うのです。

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